ファイナルファンタジー タクティクス
■最新情報(2023/08/18) 松野氏がタクティクスRPGの真髄を語る ■プロローグ 遥か昔、イヴァリースを二分した「獅子戦争」。そこには2人の若者がいた。 後に獅子戦争を終結に導いたと云われる英雄王ディリータと、歴史上において名が語られることの無い青年ラムザ。 2人の生き様を通して、歴史の影に葬られていった「真実」が解き明かされていく。 ■概要 FFの世界観やシステムを取り入れたシミュレーションRPG 大人向けの重厚なストーリーと高い戦略性が特徴 成長システムは「ジョブチェンジ」の進化形「ジョブメイキング」 バトルは3D空間に時間の概念を取り入れた「4Dバトル」 後にPSPやスマホで完全版(獅子戦争)が発売 ■バトル 公式名称は「4Dバトル」または「チャージタイムバトル(CTB)」 3Dフィールドに時間の概念を導入、より戦略的で緊張感溢れるバトルに チャージタイム(CT)ゲージが100%になったキャラから順に行動 CTゲージの貯まるスピードは「素早さ」に依存 ■ジョブメイキング ジョブ:個性的な特徴を持つ20種類以上の職業 アビリティ:各ジョブが持つ固有の能力 「ジョブ」と「アビリティ」を自由に組み合わせて、自分好みのキャラクターに成長させることが可能 ■その他の要素 ディープダンジョン 本編ではなくサブイベントに該当するダンジョン(やりこみ要素) 全10層で構成、画面は真っ暗で、クリスタルの数に応じて明るくなる 敵を倒すだけでは先へ進めず、下の階への扉を見つける必要がある 隠しキャラクター FF7のクラウドが仲間として登場 ・エアリスもイベントに「花売り」として登場 ■仕様(PS1版) プレイ人数:1人 メモリーカード対応(1ブロック/1箇所) 『サガフロンティア』などの体験版が収録されたCD-ROMが付属 ■セールス・評価 全世界累計:270~280万本(2019年) ・移植版やリメイク版も含むものとみられる オリジナル版(PS1) 国内:120~130万本 海外:約50万本 評価 ファミ通クロスレビュー:34/40 NHK FF大投票:11位(スピンオフの中ではトップ) その他 ファミ通「期待の新作」で初登場2位(1位はFF7) ■開発 開発:スクウェア開発第4部 開発期間:約1年(96年4月~97年5月) 『伝説のオウガバトル』『タクティクスオウガ』を手掛けた松野泰己氏らが中心となって製作 『オウガ』のファンであった坂口氏(当時副社長)が、スクウェアに入社してきた松野氏に製作を要請 ゲームデザインはFFシリーズのゲームシステムを構築してきた伊藤裕之氏(装備品の名称なども同氏によるもの) エピソード 松野氏はシナリオではなくバトルを手掛けたかったが、伊藤氏との兼ね合いからシナリオ担当に 企画段階ではラムザ篇とディリータ篇という2つのシナリオが同時並行で展開される予定だったが、ラムザ篇のみの構成に(開発期間の関係や、オウガのテーマと被るため) クラウドの登場はファンサービスの意味合いが強く、FF7との関連性についてはあまり考慮されていない エンディング後のラムザ達の運命は後に松野氏が公言し公式設定に その後 本作の舞台であるイヴァリースは後にFF12で再登場(世界観を共有) 後に携帯ゲーム機向けに本作の完全版やスピンオフタイトルが複数登場 FF14にFFTをベースとしたストーリーが語られるコンテンツが登場 続編の企画も存在したが実現せず、現在に至るまでナンバリングの新作は発売されていない ■製作スタッフ ディレクター:松野 泰巳 ゲームデザイン:伊藤 裕之 アートディレクター:皆川 裕史 シナリオ:松野 泰巳 イベントプランナー:秋山 淳 メインプログラム:村田 琢 キャラクターデザイン:吉田 明彦 音楽:崎元 仁 / 岩田 匡治 プロデューサー:坂口 博信 ■関連商品
攻略本 ファイナルファンタジータクティクス 大全 1997年発売 全304ページ Amazon ファミ通から発売された完全攻略本 システム分析、バトル攻略、シナリオ解明、全データ掲載 開発スタッフインタビューなどは非掲載 OST FFタクティクス オリジナルサウンドトラック 2枚組 全71曲 オリコン初登場62位 Amazon 初回特典:ポスター・カード オリコン初登場62位 廉価版 スクウェア ミレニアム コレクション第1弾 限定生産・廉価版 Amazon メモリアルグッズ&ピクチャーディスク&スペシャルパッケージ 「ゾディアック・クロック」「キャラクター&ジョブトランプ」付属 ブリングアーツ(塗装済み可動フィギュア) Amazon:ラムザ / ディリータ / アグリアス ■その他 攻略本の誤植 ファミ通から発売された攻略本『FFT大全』には誤植が多く見られたが、実際には開発側が意図的に誤ったデータを渡していたと後に松野氏が暴露 渡されたデータを検証せずにそのまま掲載しているのではないかと疑念を抱いた伊藤氏が、故意に誤ったデータを渡したというのが真相 ベイグラントストーリー 松野氏がFFTの次に手掛けた完全新規タイトル FFT2という選択肢もあったが、次世代機(PS2世代)のノウハウ作りをするため、3Dゲームに 国内でのセールスは振るわなかったがプロジェクトの目的は達成、次回作のFF12に活かされている 幻の続編(FFT2) 松野氏らがFFTの後ベイグラントストーリーを製作していた頃、坂口氏が外注(スティング)を使ってFFT2を作ろうとしていたが、(ゲーム内容以外の)諸事情により開発中止となり、その後、松野氏と皆川氏が企画を手掛けることに PS1向けで3DマップではなくHEX(2D) その後、諸事情により企画中断(松野氏らがプレイオンラインやFF12に携わることになったため?) プレイオンライン向けに作っていた小規模のSRPGとの関連性は不明 ■過去のニュース 発売25周年:ファミ通 / 電撃 / GW / 電ファミ |
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