ファイナルファンタジーXIV 蒼天のイシュガルド 発売日:2015年6月23日 アーリーアクセス:2015年6月19日 対応機種:PS3 / PS4 / Windows / Mac 価格:3,800円(CE版14,800円) |
■概要 |
FF14初の拡張ディスク テーマは空 舞台はイシュガルド 世界観はダークファンタジー 相当なフィールド数とコンテンツが実装(新生ローンチ時と同等の規模) 新たな種族、ジョブ、ID、蛮神戦、レイドなどが追加 イシュガルドへ行くにはパッチ2.55までのメインクエストのコンプリートが必須 ■アップデート パッチ3.0 (2015/06/19) 特設サイト / 3.01 / 3.05 / 3.07 パッチ3.1 (2015/11/10) 特設サイト / 3.15 パッチ3.2 (2016/02/23) 特設サイト / 3.21 / 3.22 / 3.25 / 3.26 パッチ3.3 (2016/06/07) 特設サイト / 3.35 / 3.38 パッチ3.4 (2016/09/27) 特設サイト / 3.41 / 3.45 パッチ3.5 (2017/01/17) 特設サイト / 3.51 / 3.55a / 3.55b / 3.56 / 3.57 ■ストーリー(メインクエスト) ・3.0シリーズのストーリーは“竜詩戦争編” ・テーマは“千年戦争”(イシュガルドにて千年以上続く「竜と人との戦い」が描かれる) ・1人の王と12人の騎士という存在が重要なカギとなる ・今の三国エオルゼアを離れてイシュガルド地方側に寄りかかった完全新規のストーリーに ・アルフィノの成長物語 ・50時間を超えるボリューム(新生スタート時と同じ程度) ・ ・2.0の時と同じく3.0で一旦完結するが、3.1以降に続編が追加 ・メインストーリーとコンテンツ(蛮神戦など)開放のためのストーリーを分離(複数並行化) ・イシュガルド編のストーリーはパッチ2.4から開始、3.3で完結(3.4以降は4.xシリーズへ続く新章) 3.1 メインクエスト続編追加 3.3 メインクエスト続編:竜詩戦争編のクライマックス(蒼天編の完結) ・クエスト数は少な目だが、カットシーンは長め(ほぼフルボイス) サイドストーリー:メインクエクリア後に、蒼天編を振り返るクエストが開放 事件屋クエスト続編 3.4 メインクエスト続編:4.0へと続くストーリーの幕開けで、闇の戦士がメイン、アリゼーも登場 ・シナリオ上で新規ID開放、バトルコンテンツは暁の血盟vs闇の戦士 ・一部の台詞は大迷宮バハムートをクリアしていないと見られない(回想でも閲覧不可) サブストーリークエスト:聖アンダリム神学院記 続編 / 事件屋クエスト 続編 3.5 メインクエスト続編:・4.0へと繋がるストーリー 、レグラと決着、 これまでの伏線はほぼ解消 サブストーリークエスト:聖アンダリム神学院記/ヒルディブランド 蒼天編/アニマウェポンストーリー/蛮族クエスト:蒼天編 3.56 メインクエスト続編:新たな冒険の幕開けに&ゴウセツが登場 ■新たなプレイヤー種族 アウラ(動画) ・頭部に特徴的な角、皮膚の一部に硬質化した鱗(ユウギリの種族) ・男性はたくましい体躯、女性は影がある雰囲気を持つ ■エリア 新エリア:全9ゾーン(動画) 都市・街:イシュガルド上層 / イシュガルド下層 / イディルシャイア フィールド:クルザス西部高地/高地ドラヴァニア/低地ドラヴァニア/ドラヴァニア雲海/アバラシア雲海/アジス・ラー イシュガルド ・旧14時代からクルザスにて外観を見ることが出来た、第4の都市 ・クルザスを領する宗教都市国家 ・上層(貴族)と下層(貧民)の二層構造 ドラヴァニア ・イシュガルドから繋がる平野部 ・険しい山岳地域と未知の領域 ・上空には浮遊大陸(ドラゴンの巣)や魔大陸 ・チョコボの森なども アバラシア ・空中に浮島が点在する大雲海 ・特有の生態系が存在し、地上では見ることのない生物が暮らしている イディルシャイア ・レブナントツールのようにパッチによって発展していく小規模な街 ・リテイナーは呼び出せるが、マーケットは利用不可 ・パッチ3.1よりマウント騎乗可能に アジス・ラー ・ドラヴァニアの遥か上空に位置する、 3.0(蒼天)最後のフィールド ・FF6の魔大陸がモチーフ?で、FF11の天空(トゥー・リア)とは異なり、禍々しい雰囲気に包まれている フィールド ・フィールド1つ辺りの広さは既存のフィールドに比べ1.5~2倍 ・これまでよりも拠点間の距離が長めに ・新生のエリアは明るくバラエティ豊かだったが、蒼天エリアは暗めの雰囲気(ダークファンタジー)で統一 ・イシュガルド近郊は寒冷地だが、そこから先は異なる気候(景色)に ・クルザスは新生で行けなくなった地域にも一部行けるように ・新生エリアは1つのエリアに幅広いレベル帯が存在していたが、拡張エリアはレベル帯が固定 ・1レベルの間に1つのエリアをじっくりプレイする形に ・モンスターはこれまでに比べ非常に強く、感知範囲も広い ・新フィールド全域にF.A.T.E.実装 ■ 飛行(動画) ・拡張エリアは条件を満たすことで上空を飛ぶことが可能(都市や街は飛行不可) ・フライングマウントに乗って何処からでもシームレスに離着陸が可能 ・ストーリーを進める(クリアする)だけでは飛べるようにはならず、風脈の収集によって1エリアづつ飛べるように ・クエスト報酬やフィールド上を探索して全ての“風脈”を発見することで、そのエリアのみ飛べるようになる ・ ・飛行中の戦闘は無し(空中戦は専用コンテンツかイベントで実施) ・既存(2.0)のエリアは飛べない(飛ぶことを想定して作られていないため) 風脈 ・どのエリアも最初から飛べるのではなく、エリア内の各所に配置された風脈を全て開放する必要がある ・ストーリーを進める(クリアする)だけでは飛べるようにはならない ・風脈は見つかりにくい&行きにくい場所に配置されていることも ・連続サブクエストの報酬に設定されている風脈も フライングマウント ・拡張エリアの上空を飛ぶことができるマウント(速度は徒歩の3倍) ・3.0スタート時点では6~7種類 黒チョコボ(動画):最初に入手 マイチョコボ:クエストクリアで飛べるように でぶチョコボ 一人乗り小型飛空艇 ドラゴン(動画) ■ジョブ レベルキャップ開放 ・全ての戦闘職、クラフター、ギャザラーのレベルが最大60に ・レベル50から60までの育成にかかる時間は、レベル1~50までにかかる時間(57時間)と同等以上 ・全ジョブに新たなジョブクエストが追加 ジョブ関連(詳細) 新たに3つのジョブが追加 新ジョブは対応クラス無し、修得条件はクラス30以上、初期レベルは(1ではなく)30 既存の全ジョブに新アクションが複数追加、全てジョブクエストでレベル2UP毎に修得(動画) アディショナルの増加は無し レベル3のLBを各ジョブ毎のオリジナルに変更(レベル1&2は延期) ・既存のLBはいずれかのジョブに割り当て、詩人のLBはDPS系に変更 パラメータの再調整(スキルスピードやスペルスピードの強化) クラフターにもレベル55までに新アクションが追加(その先は後述のマイスターで修得) 暗黒騎士(動画) ・ロールはタンク、武器は鎌ではなく両手剣 ・暗黒バフ(MPを消費して発動)を切らさないように戦う ・暗黒バフは攻撃と防御の2系統で、状況に応じて上手く切り替る必要がある ・バフの切り替えやMP管理が重要 ・攻撃魔法(単体・範囲)も使用可能 ・吉田Pの意向によりFF11ではなくFFTやオウガ、ベルセルクを意識したジョブに ・過去のFFシリーズの暗黒騎士のイメージを踏襲せず、新たなスタンダードになるジョブデザインに ・専用マウント有り 占星術師(動画) ・ロールはヒーラー、武器は天球儀 ・星の力を源とする魔法と、カードを駆使 ・月詠み(白魔タイプ)と星詠み(学者タイプ)の2つのスタンスを切り替えて戦う ・カードは、ドローしたものをホールドしておいたりなど、カードゲームのようなギミックも 機工士(動画) ・ロールはDPS、武器は銃 ・銃での遠隔攻撃を軸に、「アタッチメント」や「タレット型」のフィールド設置式「機工兵器」を使用 ・アタッチメントは移動不可になる代わりにDPS上昇、タレットはバフ・デバフ効果 ・リロードの概念はあるが、弾薬などは消費しない ■クラフター/ギャザラー マイスター(クラフター) ・クラフターはレベル55以降、特定のクラスに特化していく形に ・マイスターの資格を取得することで、専用アクションやレシピが開放 ・3クラスまで選択可能(変更可) ・レベル自体は全クラス60まで育成可能 護符(ギャザラー) ・護符を使うと隠れた採集場所が出現 ・護符の効果は一定時間で消失、入手はスクリップ 伝承録(ギャザラー) ・各地域の伝承を開放することで、特定のエリアにおいて希少な採集が行えるように ・レベル60からのエンドコンテンツ 蒐集品(クラフター/ギャザラー) ・ロウェナ商会に特注品を収める(レベル55~) ・HQ以外の仕上がりのよさを競うコンテンツ ・報酬は経験値やスクリップ クラフタースクリップ(レベル60~) ・クラフター&ギャザラー用のトークン ・ZWのギャザクラ版で、時間と引き換えに強い装備を入手したい人向けのコンテンツ その他 ・製作レシピが多数追加 ・高レベルギルドリーヴ追加 ■コンテンツ 週制限トークン ・アラガントームストーン:禁書 ・クラフター/ギャザラー スクリップ:赤貨 アイテム ・新たな装備が多数追加(画像/画像2) ・夜叉装備追加(法典と交換、強化あり) ・AF2(動画):禁書や赤貨と交換で入手(3.05) ・これまで通りレベリング中の最低限の装備はクエストで配布(1ジョブ分のみ) ・新たなマテリア「マテリジャ」実装(生成確率は非常に低い) ・新ジョブ用の蛮神武器などが実装(ZWは無し) ・ZW緩和 フリーカンパニークラフト 複数のクラフターが協力して建造物を製作 カンパニーアジトの地下に拡張工房を設置することで実行可能(建築費用は100万ギル以下) エアシップクラフト:飛空艇を製作 ・3.0では4隻まで所有可( ハウスクラフト:家の外観が製作可能に(ハウス版ミラプリ) 工房では実際のサイズではなくミニチュアサイズで製作 製作には素材が必要 地下工房からカンパニーチェストにアクセス可能に(増量は予定なし) エアシップボイジャー ・FCクラフトで製作した飛空艇をリテイナーのように派遣(アイテム収集) アニマウェポン 2.xシリーズのゾディアックウェポン(ZW)に相当する武器強化コンテンツ 今回の実装分は全5ステップ ZW(完成品)所有者は最初のステップ(数十時間分)を飛ばして開始 ・ZW完成品1個につき、どの武器でも1個スキップ可能(ゼータと引き換え) PvP「シールロック(争奪戦)」(3.05) ・フロントラインに新たなPvPコンテンツが実装 ・ルールはこれまでの殲滅戦や制圧戦とは全く異なる ・マップに有利不利があるため、三国のスタート地点が毎回入れ替わる ・ ・専用報酬が追加 2.0コンテンツ調整 ・メインクエストの経験値が大幅に増加、装備も大量に配布(メインクエストのみでイシュガルドへ行けるように) ・コンテンツの難易度を調整 その他 ・ ・ニーズヘッグやティアマットとの戦闘も ・トリプルトライアドに新カード20種追加 ■インスタンスダンジョン 3.0 ・新たなIDが8つ追加(半分はメインクエスト関連)(動画) ・プレイ感はこれまでと変化なし(探索要素などは別のコンテンツで用意) ・大迷宮バハムートのようなギミックを用意(これまでレイドを避けていた人に慣れてもらうため) ・報酬はロール別の新装備(各IDに用意) ・ 3.1 ・2.xシリーズではパッチの度に3つが追加されてきたが、今後は2つに減少(コストを他のコンテンツに回すため) ・難易度はフラクタルやネバーリープよりも少し高め ・3.1以降のIDは装備のドロップ数が半減(各ボスからのドロップがこれまでの2個から1個に減少) 聖モシャーヌ植物園:新規ID シリウス大灯台(ハード):進行方向がノーマルと逆(最上階から階下へ) 3.2 逆さの塔(メインシナリオ前半) 古アムダプール市街:ハード ボスとしてFF4の“カルコブリーナ”が登場(BGMも同曲) 3.3 天竜宮殿 ソール・カイ:屋外エリア、メインクエ関連 黒渦伝説 ハルブレイカー・アイル:ハード 3.4 峻厳渓谷 ゼルファトル:新規ID、イクサル族の根拠地 稀書回収 グブラ幻想図書館(ハード) 3.5 バエサルの長城:黒衣森「東部森林」の帝国軍ゲートが舞台 ソーム・アル(ハード):前回とは逆に、上から下へ進む ■ディープダンジョン 死者の宮殿 入る度に形が変わるランダムダンジョン プレイ人数は1~4人(ソロでも突入可能だが、バランスは4人向けに調整) 全員がレベル1からスタート(ダンジョン独自のレベル) 通常の装備は無効、ダンジョン専用の装備を強化していく ・強化値を最大まで上げる事でダンジョンの外に持ち出せるように(50階到達では最大にならず、何周かする必要がある) 敵を倒していくことで次の階へのポータルがアクティブに(時間制限があるので探索よりも先へ進んだ方が良い) 10階毎にボスが出現、倒すとレベルとフロアが自動セーブ(失敗すると最終セーブ地点からやり直し) 宝箱を開けるとバフやデバフが付与 アンクと呼ばれるオブジェクトに触れることで戦闘不能の仲間が蘇生 様々なフロアが存在、魔法が使えないフロアも 難易度は高くない(カジュアル寄りのコンテンツ) 他のコンテンツ同様、アップデートで定期的に新フロアが追加(最大200階) 200階到達者には、強さにあまり関係しない報酬を用意 シナリオがあるのは100階まで 101階~200階は何処までいけるかのチャレンジフロア ジョブ別スコアランキング実施(3.45) 「隠された財宝」というシステムが導入(3.45) ■蛮神討滅戦 3.0 雲神「ビスマルク」:バヌバヌ族が崇める蛮神。雲の中を泳ぐ。 武神「ラーヴァナ」:グナース族が崇める蛮神。FF14オリジナル。 従来通りハード・極の2種類で、8人専用 3.1 極ナイツ・オブ・ラウンド討滅戦 3.0で実装されたナイツ・オブ・ラウンド討滅戦のハードモード(調整前のバージョン) 難易度は零式1層と3層の中間ぐらいで、 初期の極シヴァよりも上 全10フェーズ、2.xシリーズのギミックが満載、侵攻編4層(ネール戦)に近い 報酬は武器(零式3層&4層の攻略にも使えるほど強力) 極ビスマルク&極ラーヴァナ討滅戦のCF対応 3.2 魔神セフィロト討滅戦(通常/極) 三闘神シリーズ第1弾(FF6の魔神) テーマは大縄跳び、前半BGMはFF6の“死闘” タイタンや極ナイツの製作者が担当(難易度は極ナイツより低め / 落下ギミック有り) 後半のパターンが途中からループするタイプで、極タイタンに近い 後半の演出やBGMはFF10のジェクト戦のオマージュ? 3.0以降の蛮神討滅戦の報酬にフライングマウントが追加 3.3 ニーズヘッグ征竜戦(ノーマル/極) ノーマルはメインクエ関連だが、難易度が非常に高い 極の難易度は極シヴァと極セフィロトの中間、落下要素は無し 3.4 女神ソフィア討滅戦(ノーマル/極) 三闘神シリーズ第2弾(FF6の女神) リヴァ戦型フィールドで、傾き、柵、落下有り、蘇生可、テーマは天秤&脳トレ(謎解き)、報酬は武器 難易度はギミックを理解すればそれほど難しくないレベル(極ニーズよりも低め) 3.5 鬼神ズルワーン討滅戦(ノーマル/極) 三闘神シリーズ第3弾(FF6の鬼神) 極の難易度は前回よりも高め、報酬は武器 鳥マウントコンプリート報酬「鳳凰」追加 3.55a プロトアルテマ戦 ファンフェス2016-2017に出展された24人参加型の討滅戦 報酬はIL270のアクセサリ(全部位) ■高難易度レイド「機工城アレキサンダー」 2.xシリーズの“大迷宮バハムート”に代わる新たな高難易度レイドダンジョン 起動編 (3.01) ・ノーマルとハードの2つの難易度を実装(ノーマルは3.01、ハードは3.05) ・ノーマルの難易度は超える力がかかった侵攻編ぐらい(クリタワより上) ・法典装備で固めることが最低条件(バハは未クリアでも挑戦可能) ・ノーマルは何度も挑戦可能、報酬は1層につき週1個まで(クリタワ方式) ・武器や防具の直接的なドロップはなく、それらと交換するためのトークンを入手 ・報酬はハードとは異なり、見た目は同じだが、ILが大きく引き下げられたものに 起動編 零式(3.05) 機工城アレキサンダーのハードモード 大迷宮バハムートを超える難易度(2層まではバハ並だが、3層からはバハ零式相当) ノーマルをクリアすることで挑戦可能に(ノーマル装備で固めないと勝負にならない) バハ同様、各層1週間に1度だけクリア可能 報酬はノーマルに比べILが大幅に上(3.0時点で最上位)で、 キャラクターの強さには影響しない特別なリワードも用意 開発は大迷宮バハムートを製作したスタッフ ・ユーザーからのフィードバックを反映(全滅を繰り返してギミックを越えていく方針は継続) 律動編(3.2) ・ノーマル/零式(同時実装) ・ノーマルの難易度は前回同様、零式は難易度低下(侵攻編と真成編の中間) ・零式のDPSチェックは起動編零式よりも緩和 ・零式のギミックは侵攻編に近い ・ノーマルはIL200以上、タンクスイッチ有り(デバフを見て交代するタイプ) ・報酬武器の価値をこれまでよりも高く設定(トークン武器やAWよりも上に) ・BGMはタイムボカンのオマージュ 天動編(3.4) ・3.xシリーズの8人用レイド“アレキサンダーシリーズ”は今回で完結 天動編 零式 ・総合的な難易度をこれまでの零式よりも引き下げる予定(大迷宮バハムートと同程度) ・DPSがプレイヤースキルに依存し過ぎないようにコンテンツ側の難易度を調整 ・トップ層が1週間でクリアできる難易度に ・誰でもクリアできるようになるわけではなく、高難易度レイドであることには変わらない ノーマルのロットシステム ・各層の宝箱に、装備品と交換できる専用トークンが複数入っている(ロット勝負) ・各層毎に、1週間に1個だけ入手可能 ・トークンは数種類あり、装備部位により必要なトークンの種類や個数が異なる 例:アクセサリならアクセサリトークン1個、胴装備ならアーマートークン4個 ※一般的なトークン制(一定回数クリアすることで確実に報酬が得られるシステム)とは異なり、トークン自体をロット勝負で獲得するシステム ハードの報酬獲得 ・クリア時に宝箱から装備品が直接ドロップ(ロット勝負) ・任意の装備品と交換できる交換用アイテムを全員1個入手 レイドファインダー 最新の高難易度レイドコンテンツ限定のファインダー(3.3では零式律動編が対象) マッチング対象は同一データセンター内 マッチング条件(クリア/未クリア)、目的(練習/クリア目的)、練習フェーズ設定(前半/中盤/後半)、ロール構成を選択 ・練習フェーズ設定は実際にそのフェーズから練習できるわけではなく、意識合わせのためだけの選択 ■24人用レイド「シャドウ・オブ・マハ」 2.xシリーズのクリスタルタワーに代わるレイドダンジョン(新シリーズ) ロール構成はタンクx1、DPSx5、ヒーラーx2 魔航船ヴォイドアーク(3.1) クリタワ未クリアでも挑戦可能 ・闇の世界レベルの難易度に(古代、シルクスよりは上) 方舟が舞台となるのは今回のみ(クリタワの古代迷宮に相当) ストーリーは妖異絡みで、ディアボロスやケット・シーが登場 禁忌都市マハ(3.3) ヴォイドアークの次の段階 方舟ではなく次の舞台に(動画/画像) 前回は単調だったため、今回はギミックや役割を重視 影の国ダン・スカー(3.5) マハシリーズの完結編 難易度は前回と同程度、プレイ時間は少し短めに 最初は飛空艇の上でデスゲイズと戦闘(落下有り、蘇生可) ラスボス戦はオズマ担当者が制作(オズマよりは簡単) 報酬 装備品と禁書強化素材(装備品のILはサブジョブに有用なレベル) ・取得制限は装備品と強化素材を週に1個づつ ・装備は宝箱から、強化素材はクリア時に得られる“古銭”と交換 ・強化素材は防具とアクセサリ用(武器はまだ先) ■雲海探索(旧称:空島探索) ディアデム諸島(3.1~3.5) ・ アバラシア雲海のようなフィールドをフライングマウントで探索 FC船で突入する場合は1隻に2~8名、3隻(最大24名)まで、FC以外のメンバーもゲスト参加可能 FC未所属者はイシュガルドランディングからもソロまたはPTでCF参加可能 ・内部的にはCFだが、CFメニューからは参加出来ず、現地でNPCに話しかけて開始 FC船だと行く場所が選べるが、イシュガルド船はランダム 3種類の難易度(イージー・ノーマル・ハード)があり、高いほど金箱のドロップ率が高いが、ハードはFC船限定 3PTが異なる地点からスタート 内部でジョブチェンジ可 入る度に毎回“風脈”探しが必要(15分程度) 各所でギャザリングが可能(ここでしか入手できない希少なアイテムも) クリアの概念がなく、最大90分でクエスト終了 コミュニケーション(PTでの相談)を重視したコンテンツに 報酬はモンスターから宝箱(金・銀・銅)としてドロップ ・新エーテリアル装備(最高IL210、パラメータや外見はランダム) ・不要アイテムはポイントに還元(マウント、素材、赤貨素材、シャード、マテリア等と交換) ・FC船はロットルールが選べるが、イシュガルド船はGREED限定 3.50でコンテンツ削除、3.55bでリニューアル版が公開 リニューアル版 (旧称:雲海探索2) パッチ3.55b(3.3から延期) マップ自体は大きな変化は無し(行ける場所や行けない場所などに違いは有り) 以前は自由奔放なコンテンツだったが、今後は目的が明確に 戦闘職とギャザラーの入口を分離(狩猟/探索) 探索任務を達成していくことで、装備を入手(ギャザラーの任務は採集) ギャザラーは途中で戦闘職に変えることも可能(戦闘職からギャザラーへのチェンジは不可) 諸島中央には4パーティ必須のボスバトルが発生することも 最初からフライングマウント使用可能 既存のアチーブメントはリニューアル後も獲得可能 再び閉鎖へ、5.21でギャザラー専用コンテンツとして再実装 ■宝物庫アクアポリス(旧称:トレハンダンジョン) G8地図の宝箱から約50%の確率で転送魔紋(ダンジョンの入口)がオープン(10分経過で消滅) その場のメンバーで突入(最大8人 / IL180シンク) 敵を殲滅することで報酬を獲得(予習不要の難易度) 次の部屋に進めるかは運(50%) 報酬はギル、マテリア、既存IDドロップのミニオンなど ■イシュガルド復興(パッチ5.11~) クラフター&ギャザラー向けの 収集品を納品していくことで蒼天街(専用エリア)を復興 復興は複数段階で、1つの上限に達すると共同復興作業*が発生、クリアすると次のフェーズへ *F.A.T.E.のように数百人で制限時間以内に納品を行う 報酬(トークン)を貯めてアイテムと交換 メインシナリオに関するストーリーが展開 5.xシリーズを通してアップデート パッチ5.11 ・導入編を実装、低レベルのギャザクラでも参加可能 エキスパートレシピ(5.21) 製作中に「高品質」や「低品質」とは違う新たな“状態”が発生 一手進める毎に変化する素材の状態に合わせて最適なアクションを選ぶ、詰将棋のような制作 スキルシミュレータ実装(現在の状態でどのスキルを使うとどうなるのかが確認できる) エキスパートレシピの練習用レシピが販売 ランキングシステム(5.21) シーズン制、ワールド別に集計、Lodestoneで発表 集計期間は5.21実装から10日間 専用の称号や光り輝く主道具など、ワールド内の上位数名に与えられる名誉のようなものも 復興に大きく貢献することでAchievementや報酬を獲得 クポフォーチュン(5.21) ・納品でスタンプを貯めると交換できるスクラッチくじ 雲海採集 ディアデム諸島(5.21) ギャザラー専用コンテンツに レベル10以上で蒼天街から突入 襲ってくる敵はいない安全地帯 復興に必要なアイテムを採集、レベリングも可 専用アクション(ゲージは採集で貯まる)をモンスターに使うと大量の採集アイテム入手 第三次復興(5.31) 第2回ランキング開催 ・技巧点を得られるアイテムが一新 ・上位入賞者にアチーブメント&称号(アチーブメントは前回とは異なる新しいものに) 第四次復興(5.41) 完結 復興完了時に最も納品ポイントの多いクラフタークラスのモニュメントが建造 職人ランキング開催 ・上位入賞者に称号と新たなアチーブメント スカイスチールツール(主道具の更なる強化) 蒼天街復興祝祭(5.5) 約2日おきに定期開催 祝祭では「Fete(フェトゥ)」が発生(ギャザクラ向けのF.A.T.E.) ・一定の評価を得ることで様々なアイテムを入手 ■クエスト 蛮族クエスト モーグリ族&ドラゴン族のクエストが追加 (イクサル族に続く)クラフター系のクエスト 蛮族デイリークエスト:バヌバヌ族(3.1) グナース族(3.2) モーグリ族(3.3) ・報酬はフライングマウント レベルアジャスト機能:受注したクエストのレベルに合わせてモンスターの強さが調整 モーグリ族は(イクサル族に続く)クラフター系のクエスト サイドストーリー:聖アンダリム神学院記(3.1から延期、3.15で実装) ・学園モノだが入学するのではなく学生達の物語に間接的に関わる 事件屋クエスト(3.2~) お得意様開拓コンテンツ「シロ・アリアポー編」(3.55a) ・クラフター、ギャザラー向けのコンテンツ ・蒐集品の採集・製作依頼をこなしてNPCの信頼度を上げていく サブクエストの一部をエッジワークスに外注 ■PvP PvP:ザ・フィースト(旧称:ウルヴズジェイル2)(3.21) ・新マップ&新システム ・レベル60&IL150制限 ポイント制 ・倒した相手のメダル(ポイント)を奪うシステムで、総合ポイントで勝敗が決定 ・キル数の多い人ほど狙われやすくなるような仕組み サプライボックス:マップ上に設置された箱を壊すと薬品が手に入る デンジャータイム:誰も倒されない状態が一定時間続くと、全員の被ダメが徐々に上昇(誰か倒されると解除) ヘヴィメダル:メダルの量に応じて被ダメUPのデバフが付与 レートマッチングシステム対応(ポイントによってマッチング相手が変化) 8vs8:ソロor2人申請・レーティングマッチ非対応(一番カジュアル) 4vs4:ソロ申請・レーティングマッチ対応 4vs4:固定PT専用・レーティングマッチ対応 シーズン制:各ランクに称号やアイテムを配布(3.25) フロントライン:フィールド・オブ・グローリー(砕氷戦)(3.3) ルールはシールロックに近い アイスド・トームリス:一定時間経過するといずれのトームリスが破壊可能になり、破壊時にポイントが加算 サークル内に入ることで占拠できる拠点がマップ内に3箇所 ■システム アイテムレベル ・3.0開始時点ではIL110あれば十分 ・レベル50~60までの途中で新生の上限(135)に追いつき、それ以降は60に至るまでの過程で更に上昇 ・60に達した後はこれまで通りレイドの報酬で強化 ・IL170(法典装備)で新生時のIL70(哲学装備)に相当 トークン 3.0:アラガントームストーン:法典、クラフタースクリップ:青貨 週制限トークン 3.05:アラガントームストーン:禁書、クラフタースクリップ赤貨 3.2:アラガントームストーン:伝承(装備はロール別で、デザインは蛮神がモチーフ) 3.4:アラガントームストーン:聖典 CF ・CF拡張:少人数でも突入可能に(2.xのIDのみ) ・ルーレット追加/対象の調整 ・下限アイテムレベルシンク実装(下限レベルで挑戦) ロットシステム ・“マスタールート”(リーダーが報酬を分配)追加 ・“オールGreed”追加 ・ロット後のキャンセルが可能に その他 ・ ・ ・新たな髪型が追加 ・リテイナーベンチャーのレベル上限が60に ・インベントリやアーマリーチェストの拡張は延期、 ・ ■その他 グラフィックス ・光と影を強調、大人のファンタジーに(ゴシックファンタジー) ・これまでは万人向けの明るく色彩豊かなグラフィックだったが、今後は明るさを落として大人向けのグラフィックに ・これまでキャラクターを照らしていた見えないライトを削除(オプションで復活させることも可能) ・PC版はDirectX 11に対応 BGM ・祖堅氏が引き続き担当(50数曲) ・戦闘曲は2.x同様、1つの曲を地域毎にアレンジしたものに ・テーマソングは植松氏が作曲(動画) ・各ボスバトルBGMのイントロに歴代FFシリーズのバトルイントロを使用 アップデート 3.xシリーズでも定型パターンによるコンテンツ実装方式は継続(1パッチ毎にIDx3、蛮神x1、レイドx1) ・その上で2.0シリーズとは違った新コンテンツも追加予定 ・3.1以降のID数は2つに減少(コストを他のコンテンツに回すため) ・開発スタッフの長期休暇の為、3.1は5ヶ月後のリリースに(3.2以降はこれまでの間隔に) その他 ・初期型PS3(HDD20GBモデル)は容量不足のためHDDの換装が必要 開発エピソード イシュガルドは旧14のサービス開始時に他3国と同様に実装されている予定だったが、間に合わなかったエリア ・このため、新生後の拡張ディスク第1弾は当初からイシュガルドに決まっていた テレジ・アデレジのイベントシーンは本作のレーティングで表現できる限界 変更点 イディルシャイアは開発段階では(レブナンツトールのように)フィールド上に存在していたが、今後の拡張を踏まえて専用エリアに変更 新ジョブとして侍の実装が検討されていたが、暗黒騎士に変更 開発段階ではイシュガルド上層と下層のBGMが逆だった(ストーリーの都合上、入れ替えに) 新種族の実装時には全員に幻想薬を配布するとされていたが中止(CE版の特典に) ■パッケージ 予約特典 アーリーアクセス権:正式サービス開始(6月23日)の4日前(6月19日)からプレイ可能に(予約特典コード登録サイト) インゲームアイテム:「バロンサークレット」「バロンイヤリング」、「ミニオン:チョコボフライヤー」 コレクターズエディション ・インゲームアイテム「フライングマウント:グリフィン」(動画)、「バロンヘルム(セシル暗黒騎士Ver)」「ミニオン:カイン」、「幻想薬」付属 ・フィギュア「フライングマウント:ドラゴン」付属 ・アートブック&映像BD(過去のPVを収録)付属 ・天野氏描き下ろしによる専用アートボックス ・定価は14800円で前作から5000円の値上げに ■関連商品 サントラ 3.0~3.1:Amazon / 楽天 3.2~3.5:Amazon 蒼天のイシュガルド 公式コンプリートガイド ・フィールド、バトル、プレイガイド、ストーリーの完全攻略 ・蒼天のストーリー原文を掲載 蒼天のイシュガルド 公式スターティングガイド |
■開発 |
機械があまり登場しない直球のファンタジーをコンセプトに製作 近年の(他の)MMORPGでは可能な「飛ぶ」「泳ぐ」が新生(2.0)ではスケジュールの都合上実装できなかったため、拡張での実装を決定 FFシリーズにおいて飛空艇などで馴染みの深い「空を飛ぶ」要素を先に実装することに 新生に続き初の拡張と、休む間もなく全力で開発を続けた結果チームが疲弊、リリース後に約半年の長期休暇を取ることに 新生及び蒼天を手掛けた高井氏と前廣氏はFF16の開発へ 経緯 2014年10月19日にラスベガスで開催されたファンフェスにて初公開 最新情報(ファンフェスでの吉田Pによるプレゼン)を3度に渡り有料配信 2015年春(5月18日)発売を目標に開発が進められていたが延期に スマートフォン向けの新アプリが同時リリース予定だったが延期 セールス 発売週におけるパッケージ版の国内販売本数はPS4版が4万本弱、PS3版が1万本弱 ・消化率は40~60%と低めで、発売から間もなくAmazon等の大手ストアで半額以下に値引きされるなど、値崩れ気味に 吉田Pによるとダウンロード版及びPC版は好調なセールスを記録(他のタイトルに比べDL版&PC版の比率が高め)、ビジネス面でも成功を収めたとのこと ・エンターブレイン集計によるとPS4版はパッケージ版が4万6千本、DL版が5千本 評価 メタスコアは80台で、海外ゲームメディアからの評価が高く、様々な賞を獲得 プレイヤーからの評価は、海外ではユーザースコア70台、国内でもAmazonレビュー等で現在は落ち込んでいるものの発売当初は高評価を獲得 ファミ通グループ代表の浜村氏はシナリオを高く評価 吉田Pの知人であるレベルファイブの日野社長は、2015年に最もはまったゲームとして本作を挙げている 受賞歴 PS Award 2015:「PS Network Award」(ネットワーク売上3位) 北米ゲームメディア Game Informer:Best MMO of 2015 Massively Overpowered:MMO of the Year Hardcore Gamer:Best DLC/Expansion |
■製作スタッフ(敬称略) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
開発:スクウェア・エニックス 第5ビジネス・ディビジョン |
■外部サイト |