ファイナルファンタジーXV 発売日:2016年11月29日 対応機種:PS4 / XB1 価格:8,800円+税 CERO:C (15歳以上対象) 販売本数:1,000万本 |
| 概要 | キャラクター | システム | バトル | その他 |
| DLC | 開発 | 関連タイトル | 関連商品 | リンク |
■最新情報(2024/10/04) |
War for Eos、10月8日にサービス終了 ・サービス開始から約1年8ヶ月で終了(新たなる王国は現在もサービス継続) FFBE、ノクトとアーデンの新NV / ノクト&ルーナ新規ムービー ノクティスのデフォルメフィギュアが登場 FF15のAI解説本が電子書籍化 鈴木達央氏がFF15などについて語る 野末氏がスクエニの執行役員に 田畑氏がFF15や独立、現在について語る 田畑氏がFF16を絶賛 FF16の吉田PがFF15を痛烈に批判 累計販売本数1,000万本達成 キングスグレイブ4K HDR版デジタル配信開始 退社後の田畑氏に関するニュース 挑戦と逆転を続けたFFシリーズの奇跡 鈴木達央さんが語る制作秘話 PS5ではPS4Proの上限で動作 小説『未来への夜明け』発売 セールス&評価 過去のニュース / 完全版 / PC版 / 関連タイトル / 関連商品 |
■概要 |
■プロローグ |
王国ルシスと、帝国ニフルハイム──長きに渡った二国間の戦争が終わろうとしていた。 停戦協定の調印式を数日後に控えたルシスの王子ノクティスは、友人と共に王都を発つ。 和平の証として、帝国属州テネブラエの令嬢ルナフレーナと結婚式を執り行うことになっていた。 しかし調印式当日、ニフルハイムはルシスを裏切り王都を襲撃する。 ラジオの報道は、ルシスの象徴であった『クリスタル』が帝国の管理下に置かれたことと、 ノクティスの父である国王レギスと婚約者のルナフレーナ、そしてノクティス自身の訃報をしきりに伝えていた。 故郷の平和が一夜にして崩れ去り、ノクティスには三人の仲間と父の愛車だけが残された。 情報が錯綜する中で、それだけが確かな現実だった…… |
■世界観 |
FFシリーズの中でも最も“現実”に近い世界(リアルとファンタジーの融合) 現代的な外見の主人公達が剣と魔法を使い、逆に中世風の敵兵士が銃火器を使うという、異質な世界観 舞台はゲームを進めていく中で現実世界からファンタジー世界へと徐々に移行 オープンワールド ・シームレスで構成された広大な世界が舞台(動画) ・何処にでも行くことが出来るが、ストーリーはポイントとなる場所に到達することで進行 ・ストーリーに沿って様々な地域に足を運び、そこでドラマを体験し、最終的にクライマックスを迎える(動画) ・広大な世界を仲間と共に車に乗って旅をする、ロードムービーのような体験が可能 世界情勢 ・主人公達が所属しているルシス王国と、敵国であるニフルハイム帝国は、長年戦争状態にある ・ニフルハイムは非常に強大で世界の殆どを支配下に置いており、ルシスが唯一抵抗を続けている状況 ・ルシスも魔法障壁で守られている首都以外はほぼニフルハイムに制圧されている状態 ・機械文明が発達しているニフルハイムは、大量の魔導兵による圧倒的な物量で他国を蹂躙 クリスタル ・ルシスはクリスタルを守護しており、代々のルシス王家にはその加護による特別な力が備わっている ・魔法障壁は国王の魔力を消費して張られており、代々の国王はこの影響による生命力の低下で老化が早い 星の病 ・この世界は“星の病”によって日を追うごとに夜が長くなっている 神凪(かんなぎ) ・神と対話し、世界を浄化、安定をもたらす存在 ・テネブラエ王国のフルーレ家に生まれる王女が代々その役割を担っている 主人公はルシス王国の王子“ノクティス”(通称ノクト) ルシスの国王レギスは、国王であると共にノクトの父親でもある ルシスの王は何代にも渡り続いており、代々の叡智が指輪に蓄積され続けている 王が亡くなると、指輪を継承することで、次の代に叡智が引き継がれる ヒロインはテネブラエ王国の名門フルーレ家の王女“ルナフレーナ”(通称ルーナ) “神凪”であるルーナは“星の病”が進行しないように、その力を使い、闇に向かっている世界を食い止めている |
■ストーリー |
テーマは「The Unbreakable Bond(決して壊れることのない絆)」 ・父と子の絆、仲間同士の絆、愛の絆 ノクトが仲間達と共に父の愛車に乗って広大な世界を旅する、ロードムービーのようなストーリー展開 ノクトの成長物語として、色々なものを仲間と見聞きしていき、王になるための精神的な成長を遂げるというのが物語の主軸 最初は単なる仲間との旅だったのが、やがて彼の王としての心の成長の旅に変わっていく 仲間は全員男性で、男同士の旅が描かれる 旅の中で女性が一時的に加わることもあり、その際には会話や雰囲気に変化が生じる(画像) 奪われた国とクリスタルを取り戻すのが目的 恋愛感情も描かれるが、物語を占める比重は親子愛や友情の方が上 FFシリーズ歴代の悪役に負けない、カリスマ的な悪役が登場 ストーリーは本作単体で完結(続編などは無し) 以下ネタバレ注意 章構成でチャプター0(開幕ボス戦)から15まで(動画) チャプター1は穏やかに進行、チャプター1の最後でルシスが陥落し、物語が一気に動く 中盤以降は“段々と変化していく世界と、それに巻き込まれるプレーヤー”という図式に変わっていく ・“王国ルシスと帝国ニフルハイムという2国間の争い“から、“世界そのものの変化”というものに推移 中盤まではオープンワールドが主体の自由な旅、終盤は列車での旅となり、FFらしい怒涛のストーリー展開に ストーリーの中で約10年の月日が経過、年を重ねた姿のノクト達も登場 物語はひとつの結末に向けて進んでいく(マルチエンディングではない) ヴェルサスからの変更点 |
■主要キャラクター | |
レギス・ルシス・チェラム CV:磯部勉 (画像/動画) ルシスの国王であり、ノクトの父。50歳前後だが、王家の力の代償により老化が進んでいる。 魔法障壁で王都を守る傍ら、男手一つでノクティスを育ててきた。 イドラ・エルダーキャプト CV:飯塚昭三 (画像/動画) ニフルハイム帝国の皇帝。飛空艇や魔導アーマーなどの兵器を駆使して領土を拡大してきた覇権主義者。 現在は一線を退いており、隠居状態にある。 アーデン・イズニア CV:藤原啓治 (画像/動画) ニフルハイム帝国の宰相。魔導兵の考案によって地位を確立、以降イドラの傍らで政治の実権を握っている。 非常に頭が良く、飄々とした掴みどころのない人物。 アラネア・ハイウィンド 年齢:30歳 CV:沢城みゆき (画像/動画) ニフルハイム帝国軍、空中起動師団の准将。空中戦を得意とし、竜騎士と呼ばれている。 レイヴス・ノックス・フルーレ CV:中村悠一 (画像/動画) ルーナの兄。かつてはテネブラエ王国の者だったが、現在はニフルハイム帝国軍に所属。 ロキ・トムルト 年齢:20代前半 CV:大原崇 重魔導アーマーを操るニフルハイムのエリート将校。コルに対抗心を燃やしている。 イリス・アミシティア 年齢:15歳 CV:潘めぐみ (画像/動画) グラディオの妹。辛い時でも前向きな、芯の強い少女。レスタルムの街で暮らしている。 ノクトやイグニスとは幼少の頃から親交があり、気心の知れた仲。 ゲンティアナ CV:木下紗華 (画像/動画) ルーナに付き従う黒髪の女性。ただの付き人ではなく、彼女自身も特別な存在。 シド・ソフィア CV:勝部演之 (動画) 30年前にレギスと共に旅をした仲間の一人。無愛想で頑固だが根は優しい。 シドニー・オールム 年齢:26歳 CV:嶋村侑 (画像/動画) シドの孫娘で、車の整備士。快活な女性。 バーサタイル:ニフルハイムで魔導兵器を開発している。 |
■用語解説 |
国家 ルシス:ノクトの父レギスが治める王国。世界に残された最後のクリスタルを保有。日本がモチーフ。 ニフルハイム:ルシスと冷戦を続けている軍事国家。クリスタルを奪うためルシスへ侵攻。 テネブラエ:ルシスの隣国。ニフルハイム帝国の属州だが、神凪がいるため自治権が認められている。 アコルド:水の豊富な国。ルシスとニフルハイムの中間に存在。ニフルハイムの支配下。 地域 ダスカ地方:物語序盤に訪れる広大な自然地形エリア。街や遺跡なども存在。 都市/街 インソムニア:ルシス王国の首都。魔法障壁により守護されていた。街としてではなく、戦闘エリアとして登場。新宿がモチーフ。 レスタルム:ダスカ地方の街。物語前半の拠点のような場所。キューバのハバナがモチーフ。(動画) オルティシエ:アコルドの首都。水上都市。複数のカフェや船上市場、公園、コロシアムなどが存在、ゴンドラに乗って観光することも可能。ヴェネチアがモチーフ。(動画) その他 魔法:クリスタルの恩恵で得られる力のひとつ。力を継承したノクトの影響で仲間達も使用可能に 召喚獣:星の力の象徴で、性別や人格を持つ。星を守護する存在。ノクトのみが召喚可能。 武器召喚:クリスタルの恩恵で得られる力のひとつで、ノクトのみが持つ能力。 ファントムソード:歴代ルシス王の力が宿る武器。これらを集めることがノクトの旅の目的の一つ。 イオス:FF15の舞台となる惑星。世界全体の総称。 |
■ゲームシステム |
■ワールドマップ オープンワールド 世界がシームレスに繋がっており、広大なフィールドをどこまでも自由に動きまわることが可能(動画) 時間経過や天候の変化により、世界の状況がリアルタイムで変化 目的地への移動も、世界の探索も、全てがプレイヤーの意思に委ねられる、自由な世界 生物が動く様を見ているだけでも楽しめるような、没入できる“生きた世界”(動画/動画2/動画3) 都市/街/村 街やダンジョンなどにもフィールドからシームレスで出入りすることが可能(動画) ホテルに泊まったりレストランで食事をしたり店や露店で買い物をしたりなど様々な施設が利用可能 街のNPCはAIによって独自に行動(会話も可) ダンジョン メインストーリーとは関係の無い強敵が数多く棲息(動画/動画2) 宝箱などが存在、貴重なアイテムが手に入ることも ダンジョンにいる凶悪なモンスターは、夜になると地上をうろつくことも モンスター 生態系があり、時間帯や天候などによって出現するモンスターが変化 野生生物やFFシリーズお馴染みのモンスター、FF15オリジナルのモンスターも登場 ・モルボル(動画)、サボテンダー、トンベリなど 初めて遭遇したモンスターは博識なイグニスが解説してくれる アクティブ(近づくと襲ってくる)、非アクティブ(近づいても襲ってこない)の概念あり 敵同士が戦っていることもあり、乱入することで三つ巴のバトルが発生することも(動画) 討伐に時間を要する超巨大なモンスターも登場 FF12のようなモブハントの要素があり、報酬も存在 アクション ジャンプやダッシュ、ワープなど様々なアクションが可能(動画) ・泳ぐことは出来ない(チョコボで水辺を泳ぐことは可能) シフト:前方(武器を投げた先)へワープ、非戦闘時でも可能 ダッシュ:スタミナを消費して高速で移動(障害物は自動で回避) 時間 本作は“時間”という要素が基本的なゲームの進行を司っており、あらゆる事に影響 ゲーム内の1日が現実世界の1時間程度に相当(昼が40~45分程度) 道中ではキャンプをしたり、街ではホテルに泊まったりなど、本当に旅をしているような感覚に 夜間は視界が制限され強敵も出現するなど、昼間とは一転して緊迫感のあるフィールドに ゲーム内で何日進行しようともメインストーリーには影響しないので、好きなだけ自由に冒険可能 天候 雨が振ると服や髪が濡れ、地面に水たまりができたり、晴れると乾くなど、生きている世界を実現(動画) 様々な天候があり、変化に応じてステータスが変化 世界の広さ 物語序盤の舞台となるダスカ地方は、端から端まで徒歩で1時間以上 FF15の世界全体はダスカ地方の10~20倍 世界が非常に広いため、遠距離は車で移動、車道以外はチョコボや徒歩で移動が基本(動画) 一度訪れたことのある場所へはファストトラベル(瞬間移動)が可能(動画) クリア後にしか行けないエリアも存在、ラスボスよりも強い敵が待ち受けている ■乗り物 車(レガリア) ノクトの父レギスの愛車。道路を高速で移動することが可能な、遠距離移動手段。 マニュアル:プレイヤーが直接操作。夜間はマニュアルのみ。(動画) オート:目的地を設定し、仲間に運転を任せる。(動画) 中央線を越えたり、Uターンすることも可能。ぶつけたりすると破損していくのでスタンドで修理。(画像) 車から離れた場合は、その場に車を呼び出すことも可能 ガソリンの概念があり、ガソリンスタンドで補充(画像)。切れた場合はシドニーに回収(有料)して貰うか、押して移動することに(動画) 素材を集めて改造することにより、速度アップや燃費が向上、最終的には飛行も可能に 外見のカスタマイズが可能(カラーをパーツ毎に変更、ステッカーなど)(動画) カーステレオで音楽を聞くことが可能(歴代FFの曲など250曲以上) トランクに荷物を収納することが可能 チョコボ FFシリーズお馴染みの陸上用移動手段(動画) 車では入り込めない密林や悪路なども高速で駆け抜けることができる(速度は車より遅い) スピードアップやジャンプ、スライド(ドリフト)、滑空など、様々なアクションが可能(動画)、バトルにも参加 野生のチョコボの他、チョコボポストという施設で騎乗用チョコボをレンタルすることも可能(画像/動画) レンタル期間中は何時でも笛で呼び寄せられる 乗っているとチョコボのレベルが上がり、より快適に移動できるように 湖などの水上を泳ぐことも可能(海は不可) 各キャラのチョコボ毎に、羽根の色やアクセサリなどのカスタマイズが可能 その他 船:定期船(ボート)に乗って移動する機会も(操作不可) 列車:ストーリー後半から登場、列車内を自由に移動可能 飛行 レガリアのフライングモデルで、フィールドの遥か上空を自分で操作して飛行(動画) ・従来のFFシリーズにおける飛空艇で、プレイヤーが操作できるのはFF9以来 フライングモデル(TYPE-F)への改造は終盤のやりこみ要素の一つで、メインストーリーとは無関係 飛ばないと行けない場所も一部存在(孤島など) 飛空艇ではなく飛行機タイプなので、滑走して飛び立ち、着陸時は空中で体制を制御する必要がある(着陸に失敗するとゲームオーバー) ■パーティ メインはノクティス、イグニス、グラディオラス、プロンプトの4人 仲間はAIによって独自に行動しながらノクトの周囲をついてくる 移動中は時間経過や状況に応じて仲間との会話が自然に発生 ゲストプレイヤー:コル、イリス、アラネア 一時的に仲間に加わるキャラクター(戦闘にも参加) 普段は男同士の旅なので、女性が加わった際には会話やキャンプでの生活などに変化が生じる ルーナもゲストとして共に戦う場面が存在(仲間に近い立ち位置ではなく、ルーナの戦いにプレイヤーが関わる形に) AI ノクトを常に意識して、自分がノクトの仲間として振る舞うよう設計 実際に仲間を連れて旅をしている感覚を体験することが可能 Face-to-face(F2F) 冒険中、仲間との会話が発生、プレイヤーが何らかの選択をしていく 会話時には制限時間付きの選択肢が出ることもあり、選んだ回答によってAPや経験値が得られることも 単なるトークではなく、これを起点にゲーム的な展開が増えていくような作りに ■宿泊 今回はシステム的にも宿泊が重要な位置づけに 仲間との会話や食事、装備の調整、レベルアップ、セーブなどが可能 宿泊をすると時間が経過し翌朝に フィールドはキャンプを張れる場所を中心に探索していくことに 道中でのキャンプの他、トレーラーハウスや宿屋などでも休憩可能 最後に泊まった宿泊地へは、フィールド上からトラベルメニューを通じて戻ることが出来る キャンプ キャンプは“標”と呼ばれる安全な場所でのみ張ることが可能(動画) メリットは無料&料理による強化(バフ付与)、デメリットは食材が必要。 トレーラーハウス ガソリンスタンドやチョコボポストなど人のいる拠点に存在する簡易宿泊所。 メリットは安価&経験値などにボーナスが付与、デメリットは料理が不可。 宿屋 世界各所に存在する宿泊所で、庶民的なモーテルから超高級リゾートまで様々。 メリットは大きなボーナスが付与、デメリットは高価&料理が不可。 食事 キャンプやレストランで食事をとることで、ステータスアップや様々な付加効果が発動(数日は継続)(画像) キャンプでは街で購入した食材や、野生のモンスター、釣った魚などを調理(動画) チョコボにもバフが付与(スピードアップなど) レベルアップ バトルやクエストで得た経験値は休息時に精算されステータスに還元 低レベルクリアも可能なように、レベルアップを封印するアイテムも存在 ■クエスト/ミッション メインクエスト、サイドクエスト、討伐クエスト(モブハント)、ミニゲームの4種類で、総数200以上 各地のニフルハイム基地を攻略(ゲームの本筋とは異なり、スニーキングやダイナミックな破壊を楽しむパート)(動画) 討伐依頼:情報屋で依頼を受注、対象を討伐、情報屋に達成を報告して報酬を入手(動画) ハンターランク:討伐依頼を達成して勲章を集めるとランクが上がり、受注できる依頼が増加 ■成長システム アビリティコール(動画) スキルツリーでアビリティ(連携アクション等)を取得 レベルアップで貯まるAP(アビリティポイント)を使用 APは4人で共有されるので、特定のキャラを集中して強化することも可能 盤面は以下の8種類 アクション:ノクトのアクション強化 チーム:仲間のアクション強化 仲間コマンド:仲間へ対する指示の増加 ファントムソード:ファントムソードの強化 フィールド:フィールド探索能力の強化 魔法:魔法の威力やエレメント精製能力の強化 回復:回復能力の強化 パラメータ:能力値の強化 スキル ノクティスは釣り、イグニスは料理、グラディオはサバイバル、プロンプトは写真のスキルを持つ サバイバルスキルは道中で拾えるアイテムが多くなる 写真は(プレイヤーではなく)プロンプトが撮影、スキルが上がると上手く撮れるように、SNSにアップロード可能(動画/画像) ■装備 装備品は武器、アクセサリ、衣装(動画) 武器は主人公のみ4つを同時に装備、仲間はメイン武器とサブ武器の2つ アクセサリは3つまで装備可能 衣装は見た目の変化だけでなく、パラメータにも影響(動画) 一度に持てる武器の数は旅が進むと増えていく 武器 収集した素材から生成&強化 武器の固有スキルはアビリティポイントを使用して取得 片手剣:攻撃速度が早めで、連続攻撃が可能。最も扱いやすい武器。 大剣:攻撃速度は遅い(隙が大きい)が、威力や攻撃範囲が大きい。溜め攻撃も可。 槍:突進や空中挙動を中心とする武器。シフトブレイクは大ダメージ。 短剣:一撃は弱いが攻撃速度が非常に早く、敵の背後に瞬時に回りこむなど、身軽に戦える。 銃:遠距離攻撃が可能。連射やリロードの要素があり、シューターのような操作に。 盾:敵の攻撃に合わせガードをすると、敵の体制を崩すことができる。 マシンナリィ:オートボウガンや回転ノコギリなどの機械で攻撃。 ファントムソード 王家の力が宿った特殊な武器 巨大な手裏剣なども存在 3本以上集めるとファントムソード召喚が可能に ■魔法 エレメント:魔法の素。フィールド上にあるポイントから吸収。炎・雷・冷気の3属性。(動画) 精製:エレメントとアイテム類を合成して魔法を精製。組み合わせによって効果が変化。 マジックボトル:魔法を所持するための容れ物。ストーリーの進展に応じて増加。 リング魔法:光耀の指輪を装備することで使用可能になる魔法。(デス) ■ミニゲーム 釣り リアルタイム性の高いスポーツフィッシング(動画) レベルの概念はなく、アクションと竿やルアーなどの使いこなし方が鍵に 竿は複数、ルアーの収集要素も エリア毎に釣れるものが異なり、釣った魚のサイズや重さが記録される 釣った魚は食材にもなり、料理のレシピが増えることも ピンボール(ジャスティス モンスターズ ファイブ) ショップ等に置いてある筐体でプレイ スマホアプリ版とランキングを共有 チョコボレース(動画) ノクトが仲間と対戦、それぞれ異なるコースが用意 コース上のチェックポイントを次々と通過するタイプのレース コロシアム モンスター同士が戦っているので、プレイヤーはどちらが勝つか賭けることが可能 発売後も拡張予定 ■その他 ミュージックプレイヤー 徒歩や車での移動中、BGMを自由に変更することが可能 収録曲数は250曲以上、ゲーム内でカセットテープを入手 過去のFFシリーズの楽曲も可能な限りの量を収録(動画) 採集:青く光る採集ポイントを調べると素材が手に入る。 フォトモード:プレイヤーが好きな場面で撮影できる機能(プロンプトの写真撮影とは別) |
■バトル / アクション |
アクティブクロスバトル(AXB) 攻撃や防御が連続で繋がる、流れるようなムーブが特徴のアクション方式のバトル(爽快感とリアリティを両立) 常に仲間と共に戦うパーティ重視のバトル(動画) 武器や魔法、アビリティ、ワープ、連携など、様々な特殊能力を駆使して戦う RPGなので、作戦を切り替えたり、武器を変更したりなど、システム的な攻略が可能 シームレス(画面の切り替わりが無く、フィールド上の敵とそのまま戦う) 操作 攻撃(アサルト)と防御(ガード)の2つを基点に、様々なアクションへと発展 ボタンを押し続けることで自動的に発動するため、アクションが苦手でも気軽にプレイ可能 タイミングを図り攻撃や防御を行うとボーナス効果が得られるなど、テクニカルなプレイも可能 戦闘中も自由に動けるので、ターゲットをロックオンしてワープで一気に近づいて攻撃するなど、間合いのコントロールも重要 アサルト:ボタンを押している間、敵に対して連続攻撃を行う。 ガード:ボタンを押している間、敵の攻撃を防ぐ。強力な攻撃はダメージを受けてしまうことも。 ドッジロール:ガードボタンを短く押すと、ドッジロール(前方に飛び込み回転)で攻撃を回避。攻撃キャンセルにも使える。 回避:回避アビリティを装備すると、ガードモード中は敵の攻撃を自動回避(MP消費) ジャストガード:敵の攻撃に合わせてタイミング良くガードボタンを押すことで、MPを消費せず攻撃を回避。連携技への発展も パリィ:強力な攻撃をガードした直後に入力することで、カウンター(反撃)が発動。連携技への発展も バックアタック:敵を背後から攻撃することで、1.5倍のダメージに。連携技への発展も シフト(動画) 前方の少し離れた場所(武器を投げた先)へ瞬間移動(動画) 装備している武器(魔法)の種類によって移動距離や消費MPが異なる 移動手段としてだけでなく、回避手段としても有効 マップシフト 特定の高所など(青マークが表示)へ瞬間移動(動画) 特定の武器を装備中にのみ使用可能(MP消費) シフトブレイク ロックオン中の敵に対して急速接近&攻撃(MP消費) 距離に応じてダメージが増加、衝撃で敵の体勢を崩すことも可能 武器召喚 4つの武器をリアルタイムに切り替え可能 ・メニュー画面であらかじめセッティング(方向キーの上下左右に割り振る) ・4つ以外の武器もメニュー画面から何時でも変更可能 それぞれの武器に固有のアビリティが存在(中にはアビリティの無い武器も) 仲間はメイン武器1つとサブ武器1つを装備 ファントムソード:特殊な武器で、HPを消費して大ダメージを与える ファントムアビリティ:HPだけでなくMPも消費して更なる大ダメージを与える ファントムソード召喚 ノクトが力を開放することによって周囲に無数の武器を展開(動画) 移動がシフトに、アビリティが無制限で使用可能、高速バトルが可能に 展開させた武器はバリア(銃弾を自動で回避)のほか、攻撃時に追撃も行ってくれる 発動中は専用ゲージを消費(ゲージは与ダメージや被ダメージ等で蓄積) 魔法 本作の魔法は“現象”として扱われ、天候や時間の概念も影響するなど、リアリティを重視 使うと敵めがけて飛んで行くようなものではなく、その場に炎といった現象を出現させる手段 草原などでは周囲に着火して燃え広がる(動画)、オイルに引火させて爆発させたりも可能 ブリザドは水面が凍結、サンダーは雨天時に使用すると通電 魔法を使う手段は、エレメント魔法とリング魔法の2系統 魔法は武器スロットに装備して使用、上位魔法も存在 パーティ プレイヤーはノクト(主人公)を操作、仲間はAIによって自律的に行動 仲間は協力攻撃のほか、状況に応じた豊富なアクションを行う(動画) 仲間のAIは装備している武器と、取得したアビリティによって変化 戦闘中も個別の武器変更が可能 任意で仲間のアビリティを発動させることも可能(特殊ゲージを消費) 連携(リンク) 一定の条件を満たすことで自動的に発動する仲間との“連携技” 各キャラに強い個性があり、それを活かした多彩な連携に 単発技ではなく、連鎖し発展していく 連携が発動しやすくなる武器やアビリティなども 仲間と仲良くなることで連携技が増えていく リンクアタック:パリィ(カウンター)発動後などに、稀に発動 バックアタックリンク:バックアタック(敵を背後から攻撃)後、稀に発動 仲間コマンド 仲間に指示を出して特定のアクションを実行 キャラクターによって個性が光る技が繰り出される 部位破壊 敵の特定部位を破壊することで弱体化させることが可能(ベヒーモスの角を折るなど)(動画) 大型モンスターの部位はシフト(ワープ)を使って直接攻撃したり、パリィのアクションで到達して攻撃など HP HPやMPは時間経過で自動回復 ・カバー(周辺の障害物や物陰に隠れる)やマップシフト(高所にワープ)で避難することで急速回復 HPが0になってもすぐに戦闘不能にはならず“ピンチ状態”に ・ピンチ状態中は移動のみ可能、一定時間経過または回復アイテムや仲間に助けて貰うことで復活 ・ピンチ状態中にダメージを受けると最大HPが減少、0になると戦闘不能に ノクト(プレイヤー)が戦闘不能になるとゲームオーバー MP ガードやシフトなどの特殊アクション(アビリティ)を使用する際に使用(魔法では消費しない) MPを使い果たすと「MPバースト」状態となり、ふらついて大きな隙ができるので、MP管理が重要 敵 アクティブなモンスターが近づくとエンカウントゲージが表示、ゲージが伸びきる前に離れれば襲われずに済む 敵が強力な攻撃を行う際、前兆として敵が光るので、タイミングを図りガードすることでパリィ(反撃)が発動 エネミーホイッスルを使うことで任意でモンスターを呼び寄せることが可能(必ず現れるとは限らない) ボス戦 崩壊する建物を飛び移りつつ戦うなどの、派手なシチュエーションに(タイタン戦/リヴァイアサン戦) 飛行型の敵や大型ボスとの空中戦なども 召喚 本作の召喚獣は人格を持つため、召喚した際の環境や状況に応じて様々な行動を行う 入手(契約)条件は、戦って手に入れたり、別の手段で入手したりなど様々(動画) 召喚条件は召喚獣毎に異なり、ノクト達がピンチになることで召喚可能になるものや、リヴァイアサンは周囲に水が無いと召喚不可など 総数は過去のシリーズに比べると少ない(数よりも質を重視) カーバンクル/タイタン(動画)/ラムウ(動画)/リヴァイアサン/シヴァ/バハムート シガイ 夜になると現れる強力なモンスター。圧倒的な攻撃力とHPを持つ。 追いかけてはこないので、低レベルのうちは遭遇しても逃げたほうが良い。 難易度選択 ノーマルモードとイージーモードを搭載、オプションから切り替え可能 イージーモードはステータスが大きくプレイヤーに有利になり、自分が倒されにくく、敵を倒しやすい形に 戦闘モードの切り替え 通常のアクティブモードの他、ウェイトモードを搭載 ウェイトモードは戦闘中に操作を止めると時間も止まるので、その間にターゲットの変更や仲間への指示が可能(動画) ・1回の戦闘につき、時間停止中に画面上に表示されるウェイトゲージがなくなるまで可能 アクション主体によるテクニカルなプレイを好むプレイヤーと、落ち着いて戦闘をプレイしたいプレイヤーの両方が、自分のスタイルで楽しめる戦闘に その他 一部の大型モンスターとのバトルでは専用のアクションや連携が可能 帝国基地では敵の兵器を奪い取り、機銃で攻撃する機会も |
■グラフィックス |
テーマは“現実に基づいた幻想” 現実世界の空間にいるような絵作りをコンセプトに製作 FF7以降は映像&演出面でプリレンダムービーを多用していたが、今回はリアルタイムで描画されダイナミックな場面でも操作が可能に(動画/動画2) ビジュアルワークスの野末氏がグラフィックチームに参加、プリレンダのノウハウがリアルタイム部分に導入 カットシーンではフィールドの昼夜や天候が反映、同じシーンでもプレイヤーによって印象が大きく変化 雨が振ると(地形の高低差を計算して)水たまりが自然に発生(動画) バトルの“連携”は、これまでプリレンダで表現されていたような演出がリアルタイムで展開 天野氏によるFFお馴染みのモンスターを出来るだけリアルに再現するのがFF15のコンセプト ・中には伝統的なデザインとは異なるFF15オリジナルのモンスターも登場 フェイシャル表現はこれまでキャラクターだけだったが、FF15ではモンスターのフェイシャルも製作 アンチエイリアシングはTXAAを採用 解像度/フレームレート PS4版は常時1080p、30fps固定(極稀に900pに落ちるがfpsは下がらない) XboxOne版はほぼ900p&30fpsを維持(稀に800p&26fpsぐらいまで低下) PS4:最大1080p(下限900p) 30fps固定 HDR対応 (PS4Proは4K or 最大60fps対応) XB1:最大900p(下限800p) 最大30fps (XB1SはHDR対応) 接地感 キャラクターのモーションは地形によって細かく変化、これまで以上にリアルで自然な動きに 絵をリアルにするだけではなく、キャラクターを通してプレイヤーがその世界の感触を得られるように 傾斜があればその感触がキャラクターに反映されプレイヤーにも伝わり実感が増す作りに キャラクターデザイン 主人公たちの服装はルシス王国の正規の戦闘服(ファッションブランドRoenがデザイン) ・歴史的に“黒”が特別な色とされており、王族と、王家に関係する職の衣装は、黒を基調としたものに統一されている 敵国ニフルハイムのキャラクターの衣装は左右非対称 イメージアート モンスター:スローニン / ゴブリン / メズマライズ / カトブレパス その他:チョコボ |
■その他 |
UI(ユーザーインターフェース) UIの情報を駆使して遊ぶのではなく、3D空間での遊びをより成立させるため、シンプルなUIに オプションから様々な詳細設定が可能 カメラ(視点) カメラワークは体験版から大きく改良(プレイヤーの意思を汲んで動くように) カメラの距離はオプションから変更可能(3種類から選択) ギャラリーモード プレイの進行に合わせて、エネミー、キャラクター、武器、料理について、3Dモデルで確認 BGM キングダムハーツシリーズを手掛けてきた下村陽子さんが8~9割の楽曲を製作 ドライブ中の曲などは別の方が担当(歴代FFシリーズの楽曲も流すことが可能) Heart of Goldのインストゥルメンタルバージョンが存在 プレイ時間 ストーリーだけを追っていくと40~50時間でクリア サイドクエストなどもやっていくと200時間を超えるボリューム 中盤まではオープンワールド、後半はストーリー主導でリニアに進行 ・リニア展開に入った後も、前半の舞台(オープンワールド)へ戻ることが可能 クリア後も長く遊べる要素が存在 クリアデータを引き継いで最初からプレイすることが可能(強くてニューゲーム) その他 FF10以降廃止されていたキャラクタープロフィールの苗字(姓)が復活 タイトルロゴは本作のキーワードの一つである“眠り”を象徴 犬や猫の視点で普段は行けないような場所を歩く機能は余裕があれば実装 モーグリはおとり用アイテム(ぬいぐるみ)として登場(動画) 仕様変更など |
■備考 |
■主題歌(全世界共通) Stand by Me(スタンド・バイ・ミー)(動画) ・UKのロックバンド“フローレンス・アンド・ザ・マシーン”がカバー ■コラボレーション Roen メインキャラクターの衣装を、Roenのクリエイティブディレクター高原啓氏が新規デザイン ゲーム内の衣装デザインの一部もRoenの既存製品から提供 日清食品 カップヌードルがゲーム内に登場、関連クエストも発生 FF30周年記念カップヌードル発売(コラボアイテム先行入手権) ・FF30周年カップヌードル (Amazon) コールマン:ゲーム内のキャンプ用品全てにコールマン社製のアウトドアグッズを採用 AMEX:ゲーム内に看板やステッカーが登場 発売後 ニーア オートマタ:DLCで同作の楽曲を使用 アサシンクリード:期間限定イベントが開催 他作品側 ブルーリフレクション:コラボ衣装 (無料) 鉄拳7:ノクティスがプレイ可能に (有料) FF14:コラボイベント (終了) ■初公開 2013年6月11日、E3 2013 PSカンファレンスにて初公開(映像) 野村氏(当時ディレクター)が映像出演、FF15の後にKH3もサプライズ発表 (PS5での)開発はスタートしたばかりだったが、プリレンダ(ムービー)はほとんど使わず(冒頭のみ)、実機映像を公開 E3 2013 トレーラー ■UNCOVERED FINAL FANTASY XV 開催場所:北米ロサンゼルス 開催日時:2016年3月31日11時(日本時間) 発売日の告知や体験版、関連作などの発表が行われた大規模なイベント FFシリーズの生みの親である坂口氏や天野氏も参加 日本ではYouTubeで生中継&ニコニコ生放送で声優陣と共に実況 ■プロモーション 2016年9月前半、国内において首都圏の主要9路線の車内がFF15仕様の特別車両に(Web版) アトレ秋葉原でコラボイベント開催 TVCM 2016年3月31日(発売日発表)限定でSIEJAとの共同制作によるCMが放映(180秒 / 60秒) 2016年11月19日(発売10日前)からスクエニによるCMが放映(30秒/15秒) 2016年11月29日(発売日)よりスクエニによるCMが放映(ストーリー編 / バトル編) 2016年11月29日(発売日)よりSIEJAによるCMが放映(全世界で熱狂中) ■セールス(詳細) 全世界1,000万本以上(2022/5) 発売初日に500万本突破(黒字化達成)、その後も長期に渡り好調なセールスを記録 販売目標(600万本)を大きく上回り、FFシリーズの中でもトップクラスのセールスに (日本よりも)海外で好調で、若い世代や女性のユーザーが増加 ■評価(レビュー) 国内 ファミ通クロスレビュー:38/40(9.10.9.10) Webメディア:ファミ通 / 4Gamer / 4Gamer2 / GW / SPICE / R25 業界人:坂口博信/浜村弘一/吉田直樹 FF大投票:10位 海外:主要メディア メタスコア PS4版:81/100 PC版:85/100 Amazonカスタマーレビュー 北米や欧州などを中心に、ほぼ全世界で星4以上 ・日本のみ発売当初は低めだったが、現在は星4に Steamユーザーレビュー:非常に好評 ・購入者の約85%が高評価 その他 アジアでの人気も高く、本作の影響を強く受けたタイトルが登場 ■受賞歴 発売前 日本ゲーム大賞2013:フューチャー賞 日本ゲーム大賞2015:フューチャー賞 Game Critics Awards Best of E3 2016:Best of RPG Gamescom Award 2016:Best of RPG / Best Console Game PS4 日本ゲーム大賞2016:フューチャー賞 発売後 PS Blog GOTY:金賞x5 銀賞x1 DualShockers:GOTYx2(メディア&ユーザー) VFX-JAPANアワード2017:ゲーム映像部門 最優秀賞 DRAGO D’ORO 2017:GOTY(2016年 最優秀ゲーム賞) ファミ通アワード2016:優秀賞(FF15)&男性キャラクターボイス賞(鈴木 達央)&最優秀キャラクター賞(ノクティス)&MVP(田畑端) 日本ゲーム大賞2017:優秀賞 PS Awards 2017:プラチナプライズ&ユーザーチョイス賞 |
■開発 | |
■開発 ファイナルファンタジー ヴェルサス XIII FFシリーズやキングダムハーツシリーズを手掛けた野村哲也氏が企画立案(動画) これまでのFFにはないアクションベースのバトルを目指すこともあり、ナンバリングとは別タイトルとして企画 2006年の発表から1~2年後、ヴェルサスの構想が予定よりも大きくなったため、経営側からナンバリング最新作への改称が提案 ヴェルサスチームはFF13のヘルプに入っていたため、開発が本格化したのはFF13の完成後(2009年12月) 2011年に次世代機への対応を開始(現行機とのマルチプラットフォーム)、FF15へのタイトル変更を決定(動画) 次世代機への移行 2012年にFF15として正式発表予定だったが、FF14の再起動に伴い、公表が延期に 延期に伴う現行機の寿命の問題や、構想の実現に限界があったため、次世代機への完全移行を決定 PS4/XB1版FF15製作開始、開発チームを再編(FF零式チーム合流&田畑端氏がCo.ディレクターに就任) 開発体制変更 2013年12月にスクエニ全体の開発体制が見直しへ(ディビジョン制へ移行) 田畑端氏を筆頭とする第2ビジネス・ディビジョン(BD2)が発足(野村氏がFF15から降板) 最先端の技術開発を行い、シリーズ最高評価&最高収益を目指して製作(“最高のストーリー体験”を最も重視) 開発チームの規模は200人~300人、製作期間は約3年半~4年 東京チームを中心に、外部の複数のスタジオの協力を得て、これまでにない大規模開発を実施 ゲームエンジンはルミナススタジオ(FF15と平行して開発) まず本編をリリースし、その後DLCで盛り下げ、最後に完全版で完結させる方針で開発 発売後 想定以上のセールスを記録したが、ゲーム内容に様々な意見が寄せられたため、(DLCとは別に)約1年間に渡る大規模アップデートを決定 発売当初のクリア率は30%だったが、アップデートを重ねていった結果60%にまで上昇 FF15のプロジェクトはロイヤルエディションで終了する予定だったが、2019年までコンテンツ提供を継続する方針に変更 田畑Dの退社及び事業方針の見直しに伴い追加シリーズの開発が中止、FF15チームは新作開発に完全移行 ■発売機種 プレイステーション4とXbox Oneで発売 DX11ベースで開発、SCEやMSの協力のもと両プラットフォーム個別に最適化 グラフィックス(解像度やフレームレート)はPS4版の方が上 PS4版はリモートプレイやSHARE機能に対応 ニンテンドースイッチへの対応予定は無し(動作しない) PS4 Pro:4K画質に対応、フルHDでは最大60fpsに XBOne X:高解像度テクスチャ対応、ネイティブ3K、30fps以上 ■経緯(詳細) 2006年05月09日 E3 2006にてFNC構想と共にヴェルサス発表 2006年09月--日 スクエニの全HDタイトルが開発中断 2011年01月--日 FF15への改称が決定 次世代機への対応を開始 2012年07月--日 次世代機へ完全移行、FF15製作開始 2012年12月--日 FF零式チームが開発に合流 2013年06月11日 E3 2013 PSカンファレンスにてFF15発表 2013年12月--日 開発体制変更(BD2発足) 2015年03月19日 FF零式HD発売(FF15体験版付属) 2015年06月10日 体験版Ver2.0アップデート実施 2016年03月31日 特別発表会開催&プラチナデモ配信 2016年08月16日 発売日が9月30日から2ヶ月延期 2016年09月15日 東京ゲームショウ2016にプレイアブル出展 2016年11月29日 FF15発売 |
■主要製作スタッフ(敬称略) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開発:スクウェア・エニックス 第2ビジネス・ディビジョン 開発協力:XPEC/ヘキサドライブ/他 |
■ロイヤルエディション | |
発売日:2018年3月6日(火) 価格:7,800円+税 対応機種:PS4 / XB1 有料DLC&特典アイテム&無料アップデート オンライン拡張パックも含む 本作以降に配信されたエピソードアーデンは含まれない 新要素(ロイヤルパック) 本編に組み込まれる新要素 広大な新マップ「王都インソムニア」が14章に追加 ・DLC戦友に関連したシナリオやクエストが追加 ・メインストーリーの大筋は変わらないが、道中の遊びが増加 ・高難易度ボス「ケルベロス」「オメガ」「歴代王」追加 ・真・ファントムソード追加(新ボス討伐用) クルーザーを操作して航海することが可能に(新たな釣り場と魚、料理も追加) オフロードカーの入手&強化クエスト、レースのプレイが可能に 一人称視点に切替可能に(ノクティスのみ) 世界観に関する様々な情報が記されたアイテムが世界各地に追加 各DLCにトロフィーが追加 作曲は下村陽子さん その他 パッケージ版は本編にDLCのプロダクトコードを同梱 ロイヤルパックは無印版向けにも配信(2,000円) セーブデータ引継ぎ可能 PC版も同時発売 公式サイト / PV 発売記念キャンペーン |
■Windows版(PC) | |
ファイナルファンタジーXV ウィンドウズ エディション 発売日:2018年3月7日 対応機種:PC(Windows) 価格:7,800円+税 発売中:Amazon / Steam ネイティブ4K(最大8K)、HDR10対応 4K高解像度テクスチャ対応 芝生、髪、火、煙、影などがよりリアルに 高品質アンビエントオクルージョン対応 Ansel(多機能スクリーンショット)対応 Dolby Atmos対応 公式MOD管理ツール配信 ・プレイヤーが制作したキャラクターや武器、衣装を共有 全DLC収録、無料アップデート適応済み ロイヤルエディションのコンテンツもプレイ可能 NVIDIAとの共同開発(GeForceに最適化) ・(当時の)最も上位のGPUに合わせて制作 全世界同時発売に伴い国内発売日が1日延期 体験版が2018年2月27日に配信 Half-Lifeとのコラボ装備が早期購入特典に 容量はフルHD版が100GB、4K版が155GB 公式サイト&体験版 動作環境 / ベンチマーク |
■DLC、他 |
配信済みのDLC&アップデート FINAL FANTASY XV -The Dawn Of The Future- ジャンル:小説 発売日:2019年4月25日 価格:1,500円+税 Amazon / 楽天 開発中止となった『未来への夜明け』を小説化 エピソードアーデン及び本書をもってFF15のプロジェクトは終了 FF15に隠されたもう一つの結末 “星の病"シガイから人々を救い、初代ルシス王となるはずだった悲運の男・アーデン。 帝国最後の日、崩壊する帝都の中で運命の少女を託された帝国准将・アラネア。 死からの目覚めとともに、自らの身体が変異を遂げていることに気づく神凪・ルナフレーナ。 そして、長い刻の中で自身の運命を見据える真の王・ノクティス。 FF15の新たな歴史を綴る、世界の夜明けの物語。 著者:映島巡 原案:FF15開発チーム クラウド版 Stadia版(海外) ・ミニゲームモードが追加 dゲーム プレイチケット PS5での動作 PS5はPS4互換機能を備えているため、FF15もそのままプレイ可能 ・PS4Proでの上限で動作(FF15は1080p&60fps or 4K&可変) 現時点でPS5版の発売や、PS5の機能を活かしたアップデートなどは行われていない |
■FINAL FANTASY XV UNIVERSE |
・CG映像やアニメなど複数の関連作品を、ゲーム本編の発売前に公開 ・スピンオフではなく、本編に興味を持ってもらうための施策 発売(配信)済み プラチナデモ FFXV (特別体験版) FFXV JUDGMENT DISC (体験版) キングスグレイブ FFXV (CG映画) ブラザーフッド FFXV (アニメ) キングステイル FFXV (ゲーム) FFXV プロローグ 旅立つ者、残る者 (ボイスドラマ) ジャスティス モンスターズ ファイブ (スマホアプリ) キングスナイト (スマホアプリ) FFXV: 新たなる王国 (スマホアプリ) MONSTER OF THE DEEP: FF XV (VRフィッシング) FFXV ポケットエディション(デフォルメ化) FFXV MULTIPLAYER: COMRADES(戦友をスタンドアローン化) FFXV: War for Eos (スマホアプリ) |
■関連商品(PR) | |||||
■オリジナル・サウンドトラック BDM:Amazon / 楽天ブックス CD:Amazon / 楽天ブックス 収録曲数:90曲以上 BD盤は映像付きサントラ、mp3ファイル同梱 サウンドトラックBDM Vol.2:Amazon / 楽天 BD2枚組 mp3同梱 作曲:岡部啓一/水田直志/植松伸夫/光田康典/下村陽子 本編発売後のDLCを中心とした楽曲と映像を収録 ピアノコンサート映像も収録 ■音楽 Piano Collections FFXV:Amazon / 楽天 下村氏が厳選した10曲をピアノアレンジで収録 KINGSGLAIVE FFXV サウンドトラック:Amazon 映画版の楽曲を収録 CD2枚組 音楽はJohn Graham、メインテーマを下村陽子が担当 Distant Worlds IV: more music from FF:Amazon ・フルオーケストラ演奏による新録音源 ・FF1~FF15の中で人気の高い15曲を収録 ・FF15からはSomnusとタイタン戦が収録 Songs from Final Fantasy XV (iTunes Store) 下村陽子25周年ベストアルバム『memoria!』:Amazon ・FF15より「OMNIS LACRIMA」収録(該当楽曲) drammatica-The Very Best of Yoko Shimomura:Amazon ・FF15(ヴェルサス)より「Somnus(眠り)」収録(該当楽曲) FF15 アルティマニア -シナリオSIDE-:Amazon / 楽天 FF15 アルティマニア -バトル+マップSIDE-:Amazon / 楽天 FFXV オフィシャルワークス:Amazon / 楽天 ・FF15の「これまで」と「これから」 ・全シナリオ&パーティ会話集 ・開発者&声優インタビュー FF15 ファーストマスターガイド:Amazon / 楽天 ・マップ&モンスター&クエスト詳細、9章までのシナリオ攻略 ワールドプロローグ:Amazon ・世界観をビジュアル中心にまとめたガイドブック 公式コミックアンソロジー:1巻 / 2巻 ・FF15にドハマりした豪華作家陣が紡ぎだす カバーイラスト:Izumi 人工知能の作り方:Amazon ・スクエニ三宅氏によるAI解説本 人工知能 Vol.32 No.2:Amazon FF15の人工知能 - ゲームAIから見える未来:Amazon ・FF15で培ったAI技術を解説、ゲームAIの未来について開発チームが語る ・坂口博信氏や上田文人氏が推薦文 ■グッズ ウォールスクロール:Amazon クリアファイル:Amazon オードトワレ ノクティス:Amazon ■フィギュア プレイアーツ改 ノクティス:楽天 イグニス:Amazon グラディオラス:Amazon プロンプト:Amazon ルーナ:Amazon / 楽天 シドニー:Amazon / 楽天 ニックス:Amazon / 楽天 アラネア:Amazon / 楽天 スタティックアーツバスト レギス:Amazon FINAL FANTASY XV LUNA EDITION:Amazon / 楽天 特別デザインモデル&数量限定 CG映画レンタル&ボイスドラマDLコード付属 ※PS4Proではなく通常のPS4(1TB) ■その他 FF30周年カップヌードル:Amazon FF全15作品の歴代プロデューサーが選んだ「最強のボスキャラ」をデザイン ヴェルサス関連 |
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