ファイナルファンタジー ピクセルリマスター 発売日:2021年7月29日~ 対応機種:PC / スマホ / PS4 / NS 価格/1タイトル:~2,200円(税込) |
■最新情報(2023/09/05) |
6作品累計300万本突破 英語:開発インタビュー 6作累計で販売本数200万本突破(2023.05) CS版レビュー:4Gamer / Gamer / 電撃 / ファミ通 コンソール版開発インタビュー ・PC版やスマホ版にアップデートが来るかは「調整中」 Switch&PS4版発売 / トレーラー / Q&A 過去のニュース / セールス&評価 |
■共通仕様 |
概要 FF1~FF6各タイトルを、オリジナル版をベースにリマスター ドット絵(低解像度)風の2Dグラフィックで再現 BGMはフルアレンジ UIを改良、オートバトルなどを搭載 リメイク版とは異なり、追加要素は未収録 FF3は今回が初の2Dリマスター グラフィック キャラクターや背景はオリジナルを彷彿させるドット絵風 FF1~FF6を同じ品質のグラフィックで統一 ・バトルエフェクトや効果音なども一部を除き共通化(FF6のみ固有) キャラクターは、FF1~3はFF5のドット感をベースに、FF4~6はベースは変えずリファイン 背景は同じ制作会社が手掛けた過去のリメイク版がベース ストーリー オリジナル版から変更なし FF1~3はエンドロールが統一 ゲームシステム 斜め移動や倍速移動が可能 ダンジョン内でもマップを見ることができ、宝箱の位置も表示 隠し通路や隠しアイテムなどが視認しやすいように(隣接すると通路やアイコンが表示) ゲームクリア時に「ラストバトル直前の状態のデータ」を残すことが可能 キャラクターの名前に漢字が使用可能 アイテム所持数上限撤廃 バトル ゲームバランスを再調整 オートバトル(倍速)が可能 ・クリアまでに必要な時間が大幅に短縮 BGM オリジナル版楽曲をベースにフルアレンジ 原曲のイメージを維持した上で、当時はハードの制約などで実現できなかったことを再表現 オリジナル版のBGMは未収録(切り替え不可) 効果音はオリジナル版に近い形で再現 UI プラットフォーム毎に操作性を最適化 ・コントローラーとタッチパネル、それぞれのインターフェースに対応 UI画面、マップ、メッセージはドット風ではなく鮮明な画質に コンフィグが充実しており、かなり細かくUIを変えられるように グラフィックをアナログテレビ風に変更可能(色の滲みや走査線を再現) セーブ機能 中断セーブ:ダンジョン内など、どこでもセーブが可能(イベントやバトル中以外) オートセーブ:ダンジョン内などで全滅した際に、フロアの最初からやり直しが可能 追加要素 モンスター図鑑、イラストギャラリー、サウンドプレイヤー ・イラストやサウンドは本編未クリアでも視聴可能 ・モンスター図鑑は全セーブデータで共有 その他 過去のリメイク版で追加された要素は基本的に含まれていない ・新たなダンジョンやジョブ、アイテムなどのやり込み要素 PC版はSteamで配信 ・本作のリリースにより、FFナンバリングの過去作が全てPCでプレイ可能に PS4(PS5)&Switch版 オリジナル版BGMへの切り替え機能 ピクセルフォントへの切り替え機能 ダッシュのオンオフ(デフォルトでダッシュが可能に) バトル中、ポーズメニューからタイトル画面に戻れるように セーブ効果音が変更 モンスター図鑑から(セーブデータを読み込んで)バトルが可能に エフェクトの一部変更 一部のエフェクトや効果音がオリジナル版を再現したものに ・共通化されていた魔法エフェクトの一部など ブースト機能 エンカウントのオンオフ(移動中リアルタイムで切り替えられる) 獲得経験値、ギルなどの倍率変更 ・熟練度やABPなどの各タイトル独自のパラメータにも対応 ・2倍と4倍のほか、0倍や0.5倍も可能 ゲームバランスの再調整 不具合の修正 リメイク版の追加要素は今回も未収録 |
■各タイトルの特徴(ネタバレ注意) |
FF1 / FF2 発売日:2021年7月29日 価格:各1,480円 グラフィックは過去のリメイク版がベース ・岩肌も(オリジナル版の白ではなく)茶色 ・FF1の浮遊城もリメイク版で変更されたものに ・FF2のキャラもリメイク版と同じく天野氏のイラスト寄りに 過去のリメイク版で追加されたプロローグやイベントシーン、エンディングの演出が存在 FF2のエンドロールの演出は(過去のリメイク版同様)再現されていない FF1のMPがオリジナル版の階層性&回数制に回帰 ゲームバランスはリメイク版に準拠 リメイク版の追加ダンジョン(FF1/FF2)やクリア後の追加シナリオ(FF2)は未収録 BGMは過去のリメイク版に近い形でアレンジ リメイク版で追加されたボスバトル曲は全て残されている ・FF2のベヒーモス戦もアラビア風アレンジのまま(バトル2はラスボス戦のみ) ・FF2オリジナル版の未使用BGM(飛空船やバトル3など)は今回も使われていない PS4&Switch版FF2 これまで隠しパラメータであった装備の魔法干渉値(魔法妨害率)が表示されるように 自動HPアップシステムをオフに設定できるように FF3 発売日:2021年7月29日 価格:2,200円 グラフィックは初の2Dリメイク(SFC風) ・フルリメイクではなく、オリジナル版に近いグラフィック ジョブグラフィックは(オリジナル版同様)全員共通 ・カラーリングが変更されたジョブも(竜騎士が黄金から黒に) ゲーム開始時にプロローグ的な演出が追加 オープニングが簡略化(タイトルやスタッフロールなどが削除) エンディングから夜明けのシーンや各ジョブがスタッフを紹介する演出などが削除 ゲームバランスの調整 ・CP廃止、ナイトや魔剣士から白魔法削除、他 一部のジョブに専用コマンドが追加 ・空手家に「蹴り」、魔剣士に「全斬り」など ジョブ性能の格差がオリジナル版よりは軽減 ・賢者が弱体、魔人や導師も最終パーティの候補に ・3Dリメイク版やFF5のように全てのジョブが同等クラスの強さになっているわけではない メニュー画面からNPC(サブキャラクター)のグラフィックが削除 BGMのアレンジは悠久の風伝説やTBMを意識? ・バトルは(3Dリメイク版とは異なり)ロック調にアレンジ PS4&Switch版 ジョブ選択画面でグラフィックの下にジョブ名が表示 ラスボス撃破時におけるオリジナル版の撃破演出(BGM無音)を再現 FF4 発売日:2021年9月9日 価格:2,200円 グラフィックはGBA版がベース バトルシステムはリメイク版で改良されたものに(ATBゲージや行動スキップなど) ゲームバランスの調整 ・バトルの難易度が低下していたが、アップデートにより本来想定されていた難易度に修正 ・ローザの「祈り」など一部のアビリティが強化 浮遊系モンスターのアニメーションや影が再現されていなかったが、アップデートで実装 隠し召喚獣のドロップ率が緩和(1%) リメイク版のBGMは原曲に近い移植だったが、本作は大幅にアレンジ ・原作のオーケストラ調を全面に押し出したアレンジで、一部の楽曲はコーラス入りに ・町はケルティックムーンのアレンジ これまでリメイク版でも引き継がれてきた「開発室」が削除 リメイク版のパーティ入れ替えや追加ダンジョンなどは未収録 PS4&Switch版 カインのジャンプがオリジナル版に寄せた動きに FF5 発売日:2021年11月11日 価格:2,200円 グラフィック(背景など)は過去のリメイク版がベース バトルはリメイク版で追加された行動スキップが可能 BGMは前作に比べるとオリジナル版に忠実なアレンジが多め ・ビッグブリッヂの死闘などは大胆にアレンジ リメイク版の新ジョブや追加ダンジョンなどは未収録 発売時点では不具合*が多く、アップデートで修正 *意図的に仕様の変更を行っている要素も PS4&Switch版 ジョブ選択画面でグラフィックの下にジョブ名が表示 FF6 iOS / Android / Amazon / Steam 発売日:2022年2月24日 価格:2,200円 グラフィックはGBA版がベース(全体的に明るめ) ・キャラは野村氏によるデフォルメイラスト寄りに ・オープニングの雪原移動シーンからスタッフロールが削除 ・チョコボ騎乗時の画面を(歩行時同様の)固定視点に切り替え可能に オペラシーンが豪華にリニューアル(動画) ・新たなグラフィック演出と歌唱が追加(日本語や英語など7ヶ国語に対応) バトルはオリジナル版から大きな変化はなし(一部改良や仕様変更も) ・マッシュの必殺技が失敗しない仕様に(入力し直しが可能) ・カイエンの必殺剣はスマホ版で改良されたものに(待機不要)、技名の変更は不可に ・メテオストライクの演出などもオリジナル版を忠実に再現 アップデートで一部の魔石ボーナスが変更 ・ケーツハリーに素早さ+1追加、オーディンは素早さ+2に増加(取り返しのつかない要素のまま) 乗り物は(原作同様)乗降時にロード(暗転)あり セリス拷問やセイレーンの露出などは(リメイク版と同じく)削除・修正 一部名称の変更(ジハードがドゥームズデイに) リメイク版の新要素(新たな魔石やダンジョン、ボスなど)は未収録 PS4&Switch版 オープニングの雪原移動シーンにピクセルリマスター版の開発スタッフを表示 カインの必殺剣名入力が復活 アルテマウェポンとアルテマバスターのシンボル(フィールドでのグラフィック)を個別の色に デスゲイズがフィールド上で視認可能に (リメイク版では再現できていなかった)妖星乱舞をシームレス化 |
■開発 |
これまでの移植は開発時期や対応機種の違いなどから内容に差があったため、今回は同じ規格でリニューアル 開発はこれまでの移植やリメイクを手掛けてきたトーセ スクエニ側の担当部門は第四開発事業本部(シノアリス、FFBE、聖剣伝説3ToM) バトルキャラのグラフィックはオリジナル版のドット絵(主にFF5、FF6)を手掛けた渋谷氏が担当 BGMはオリジナル版を手掛けた植松氏監修のもと、外部スタッフを中心に14名でアレンジ ゲームシステムやBGMはFF4を基準に、グラフィックはFF5を基準に調整 トーセ 過去のリメイク版を手掛けてきた外部の制作会社 ・WSC版、PS版、GBA版などの開発を担当 ・FF4のWSC版やPSP版は手掛けていない |
■その他 |
セールス 6タイトル累計販売本数:300万本以上(2023年9月) ・PC版及びCS版のDL、パッケージ、特装版の累計 評価 PC版メタスコア:77~88/100 FF1:80 FF2:77 FF3:79 FF4:83 FF5:82 FF6:88 CS版(全タイトル収録)メタスコア PS4版:86/100 NS版:84/100 過去のリメイク版 リマスター版の発売に伴い、FF1、FF2、FF5、FF6の2Dリメイク版は販売終了 ・未所持の場合、今後やり込み要素(EXダンジョン等)をプレイする手段がなくなる可能性も ・ FF3とFF4の3Dリメイク版は販売を継続 |
■リンク |
公式サイト ミニゲームサイト サウンドトラック 記事 Switch版とPS4版が2023年春発売予定 トーセが開発を担当したことを公表 ・トーセの株価が大幅高 FF6レビュー:Gamer FF6スクリーンショット FF6、2022年2月に延期 FF5:第2回アップデート FF5レビュー:Gamer FF4:第1回アップデート内容 FF4レビュー:ファミ通 FF4、不具合修正や一部アップデートを予定 ファミ通8/14番組レポート 奥村茉実、国民的作品「FF」に初挑戦 1~3レビュー:ファミ通 / 電撃 / 4Gamer 日本はエンディング配信不可 本日発売(ニュースリリース) ファミ通LIVEで紹介&ゲストに渋谷氏 内容に関するQ&Aが公開 FF1~6の2Dリマスターが発売決定 インタビュー FF6PRオペラシーン開発秘話 植松氏&宮永氏インタビュー 動画:植松氏がリマスター版オペラを語る 動画:サウンドディレクターインタビュー FF4時田氏インタビュー 動画:渋谷員子氏インタビュー FFピクセルリマスターの楽曲アレンジ術 動画:発表会こぼれば話 動画 FF5プロモーショントレーラー 各タイトルPV:FF1 / FF2 / FF3 発表会動画(期間限定配信) ティザートレーラー PC&スマホ版アップデート内容 FF1:Ver1.0.4アップデート(2022.8.23) FF2:Ver1.0.4アップデート(2022.8.22) FF3:Ver1.0.4アップデート(2022.8.18) FF4:Ver1.0.2アップデート(2022.8.1) FF5:Ver1.0.7アップデート(2022.8.17) FF6:Ver1.0.6アップデート(2022.7.5) |