▲Home > FF7 最新情報

  ファイナルファンタジーVII

発売日:1997年1月31日
機種:プレイステーション
価格:6,800円
メディア:CD-ROM 3枚組
販売本数:1,410万本

関連作品
機種
発売日
備考
PS
1997/10/02
改良版
PC/スマホ/CS
2013/05/16
移植
PS4/PS5
2019/03/03
フルリメイク

攻略情報 | Part.1 | Part.2 | Part.3 | 攻略補足 |

| キャラ | ストーリー | 用語解説 | システム | 開発 | 影響 |

| インターナショナル版 | 移植版 | 関連商品 | リンク |

最新情報(2024/04/02)

ストーリー

星の生命である魔晄エネルギーを吸収し、自然を破壊する巨大企業・神羅。
その神羅が支配する魔晄都市ミッドガルにて、反乱グループの手により壱番魔晄炉が爆破された。

神羅に抗うため秘密裏に結成されたその組織の名はアバランチ。
かつてソルジャーとして神羅で活動したクラウドも、今回の爆破作戦に加わっていた。

神羅、そしてその影に潜む更なる強大な敵に対し、クラウド達は星の命運を賭けて挑む。

特徴

テーマは「星の命」
3D表現に優れた「プレイステーション」で発売
ワールドマップやバトルシーンがフル3Dに、街やダンジョンもCGで描写
ダイナミックなイベントはプリレンダムービーで演出
ストーリーは主人公の内面に関わる3部構成
装備にマテリアを装着することで様々なアビリティや魔法が使用可能に
チョコボの育成やレースが可能に
シューティングやスノーボードなど本格的なミニゲームが多数登場

備考


全世界においてゲーム史に残る大ヒットを記録(累計1,400万本以上)
3DCGとゲームを融合させた次世代RPGとして、ゲーム業界に多大な影響を与えた。
プレイステーションにおけるキラータイトルとしてハードの普及に大きく貢献、同ハードをトップシェアへと導いた。
これまで和製RPGが全く受け入れられていなかった北米や欧州でも大ヒットを記録。以降、FFは世界規模でメジャータイトルに。
FFシリーズの中でもトップクラスの人気を誇り、現在に至るまで様々なタイトルが発売され続けている。(FF7シリーズ

前作FF6を手掛けたスクウェア開発第1部(FFチーム)が製作
発売の1年前から情報公開プロモーション開始
発売時はテレビ番組(ニュースJAPANなど)で特集が組まれるなど、高い注目を集めた。

国内版パッケージはタイトルロゴのみのシンプルなデザインで、以降のFFシリーズの伝統に
これまで海外ではFF4がFF2として、FF6がFF3として発売されていたが、本作以降は日本と同じナンバリングに統一
FFシリーズ初の体験版を格闘ゲーム『トバル No.1』に同梱

北米ではWindows版も発売
1997年、インターナショナル版が発売(以降、廉価版や移植版は全て本作がベースに)
2001年、FF7~9のPS2へのリメイク計画が発表されたが、中止に
2004年、FF7のその後のストーリーを描いた映像作品『FFVII アドベントチルドレン』が登場、以降「コンピレーションオブFFVII」として関連作品が複数発売
2005年、E3でFF7のオープニングをPS3で再現した技術デモが公開
2014年、FF7のミニゲーム「Gバイク」がスマートフォンでリメイク
2020年よりフルリメイク作品が全3部作で発売


■初公開

1996年2月12日発売の週刊少年ジャンプにて初公開、同週発売の週刊ファミ通に特集記事掲載
・PSで発売、3DCG、定価5,800円を全面的にアピール
・今後スクウェアの主力タイトルは全てプレイステーションで展開すると坂口氏が表明
「3DCG」と「PSへの移行」を印象づけるTVCMを放映(動画


■発売日

1996年12月発売予定だったが、翌年1月末に延期(ディスク枚数の変更と共に告知)
これまでFFシリーズは約1年間隔という短いスパンで発売されてきたが、本作は前作(1994年4月)から2年10ヶ月後に発売
クロノトリガー開発補助やプラットフォームの変更などによる影響


■販売価格

定価は6,800円で、前作の約半額に(FF6の定価は11,400円)
2枚組5800円の予定だったが、3枚組6800円へ変更
・これに伴い発売が約1ヶ月延期

CD-ROMへの移行や流通コストの削減、ロイヤリティの大幅な低下などにより、低価格での販売を実現
・ソフト1本あたりのロイヤリティ(ハードメーカー側の取り分)は、SFCが1万円のソフトで4,000円、PSが800円
SCEによる流通改革や(CD)自社工場生産のおかげで、FF4から続いていた発売直後の品薄が解消

スクウェアはFF7を含むゲームソフトをコンビニでも販売するために株式会社デジキューブを設立


■販売本数

全世界累計:1,410万本以上(2023
・パッケージソフト出荷本数とダウンロード販売数の合計(リメイク版は含まない)

オリジナル(PS1)版
国内実売本数:326万本
IN版・廉価版を含む出荷本数:国内390万本/海外544万本/世界累計990万本

FF7発売時の各ハード普及状況(国内)
PS/500万台 SS/440万台 N64/185万台 SFC/1700万台
・PSは本作の発売後から急激に伸び、同年末に国内1,000万台を突破

発売当時のハードの価格:19,800円(プレイステーション)
FF7発売週の国内販売台数:約18万台(前週は約10万台)

予約はデジキューブのみで150万本突破、コンビニによる新たな流通形式を確立(CM動画
発売初週に200万本を販売、最終的に326万本を販売(シリーズ初の国内トリプルミリオンセラー)
ワールドワイドではFFシリーズ最大の販売本数を記録(国内ではFF8/収益トップはFF11
これまで海外ではFFシリーズ累計でも50万本程度だったが、本作は予約だけで北米90万本、欧州45万本に
FF8発売時点でのFF7世界総出荷本数は724万本(公式発表)
これまでのシリーズ(FF1~6)の累計を、本作のみで上回るという大ヒットに
インターナショナル版や廉価版などを含め全世界で1000万本以上を販売、スクウェアは3~400億円以上の収益を得た。
現在でも「日本製のRPGで最も売れたタイトル」

任天堂の山内社長はFF7について「開発費の高騰により利益が出なかった」「世界最大の市場である北米では相手にされていない」などと批判したが、実際には前述の通り莫大な収益を上げており、北米市場においても大ヒットを記録している。
これまで『FF』はセールスにおいて和製RPGの先駆者である『ドラゴンクエスト』の後塵を拝していたが、ドラクエが成し得なかった海外での成功を果たしたことにより、本作以降はFFが大きくリードを広げている。

攻略本の『解体真書』は170万部以上を販売、1997年間ベストセラー4位、公式設定資料集は15位
ゲームアーカイブス版は1,500円という高価な配信価格にも関わらず、2週間で10万ダウンロード突破
派生作品やフルリメイクを含む累計は2,720万本以上(2023年10月)


■予約特典

デジキューブ(コンビニ):FF7特製ガイドブック
小売店:FF7卓上カレンダー

・デジキューブの予約特典は当初50万冊の予定だったが、すぐに50万本を突破してしまい急遽77万冊に増刷、その後更に予約は伸び最終的に150万本を突破、特典は予約者全員配布へ変更


■体験版

『トバル No.1』に付属
TGS1996で無料配布(FF6の3D技術デモ映像も収録)
PS(CD-ROM)への移行により、デモディスクを安価で配布することが可能に

ミッドガル壱番魔晄炉爆破までプレイ可能
製品版とは異なり、エアリスがパーティーメンバーに加わっている。(クラウド/エアリス/バレット)
リヴァイアサンの召喚が可能
タイムリミットイベントは制限時間3分(製品版では10分)、救出必須キャラクターは2人(製品版では1人)

▼『トバル No.1』詳細
  対応機種:プレイステーション
ジャンル:3D格闘
国内販売本数:70万本
開発:ドリームファクトリー
特典:SQUARE'S PREVIEW(FF7体験版収録)

スクウェアのプレイステーション参入第1弾
開発はバーチャファイターや鉄拳を手掛けた石井精一氏が率いるドリームファクトリー
キャラクターデザインは鳥山明氏
続編の「トバル2」には特典としてFF7のムービーシーンをまとめた映像が収録


■評価

週間ファミ通クロスレビュー
38/40(10.9.10.9) インターナショナル版:37/40
前作の37点を上回り、これまでのシリーズの中でも最も高いスコアを獲得
浜村氏(当時編集長)がクロスレビューで満点を付けたのは本作が初
圧倒的スケール、従来のレベルを遥かに上回るなど、特にグラフィックや演出、シナリオへの評価が高い。
比較:FF6/37 FF8/37 FFT/34 サガフロ/31 ゼノギアス/31 TOD/31 ペルソナ/32

堀井雄二氏
マップが細部までリアルに表現されているので探索が楽しい、ただ行ける場所が分かりづらい
バトルは迫力があり召喚の演出に興奮、戦闘時間は少し長いが飽きさせないパワーがある
ドラクエはあくまで自分が主人公、FFは触れる映画を目指しており、作り手としては全く逆の発想で、違う道を進み始めた
FF7は従来の路線がPSで強まって凄いゲームになった、DQ7は従来の路線を引き継ぐか大きく変化させるかで迷っている

その他
読売新聞(1997/3/2)が「FF7満塁本塁打の出来」という記事で本作を絶賛
・一方で朝日新聞(1997/3/8)は酷評する記事を掲載

ランキング
オリコンランキング「好きなテレビゲームのキャラクター」でクラウドが2位に
ギネス・ワールド・レコーズ主催「ゲーム史上最も有名なゲームキャラクターTop 50」で5位にクラウド、32位にセフィロス
1万人が選ぶ「プレイステーション」歴代人気ソフトの「リメイク&次回作が楽しみなゲーム」で1位に
FF大投票(国内):作品ランキング2位
テレビゲーム総選挙(国内):3位(FFシリーズ1位)


■経緯

1994年12月3日 プレイステーション、国内で発売
1995年8月8日 シーグラフにFFの3D技術デモ出展
1996年2月 FF7初公開&TVCM放映(動画
1996年2月6日 株式会社デジキューブ設立
1996年8月2日 『トバル NO.1』発売(FF7体験版付属)
1996年8月22日 東京ゲームショウにて体験版を無料配布
1997年1月14日 エニックスが「DQ7をPSで発売する」と発表
1997年1月31日 国内にてFF7発売
1997年8月31日 北米にてFF7発売
1997年11月14日 欧州にてFF7発売
1997年10月2日 国内にてインターナショナル版発売
1998年6月24日 北米にてWindows版発売
2001年1月27日 FF7~9のPS2リメイク計画発表(翌年中止)
2005年5月16日 E3 2005にてPS3技術デモ公開
2005年9月14日 『FFVII アドベントチルドレン』発売
2009年4月10日 ゲームアーカイブス配信開始
2012年6月25日 海外でWindows版が再発売
2013年5月16日 Windows版が日本語対応
2015年6月16日 E3 2015にてFF7のフルリメイクが発表
2018年 FF7吹奏楽コンサート2018開催


■受賞暦

プレイステーションアワード'97:トリプルプラチナプライズ
CESA大賞'97(第2回 日本ゲーム大賞):大賞 / シナリオ部門賞 / サウンド部門賞
平成9年度(第1回)文化庁メディア芸術祭 デジタルアート部門:優秀賞
PS Awards 2014:20周年記念ユーザーズチョイス賞
ファミ通アワード2014:ゲームメディアアワード
2018 World Video Game Hall of Fame Inductees Announced(米ストロング国立演劇博物館)
PlayStation Awards 2018:プレイステーション25周年特別賞
FF7が発売された1月31日が日本記念日協会により「ファイナルファンタジーVIIの日」として制定


■他作品への登場

『ファイナルファンタジー タクティクス』にクラウドが登場
『チョコボレーシング』にクラウドが登場
『エアガイツ』にクラウド、ティファ、ザックスが登場 PS版ではセフィロス、ユフィ、ヴィンセントが追加
『キングダムハーツ』にクラウド(22歳)、シド(42歳)、エアリスが登場、『ファイナルミックス』にセフィロスが登場
『KH チェインオブメモリーズ』にクラウド、エアリス、ユフィ、シドが登場
『キングダムハーツII』にFF7ACバージョンのクラウド、ティファ、エアリス、ユフィ、シド、セフィロスが登場
『DQFFいたスト』シリーズにクラウド、ティファ、エアリス、セフィロスが登場
『ディシディアFF』シリーズにクラウド、セフィロス、ティファがプレイアブルキャラクターとして登場
『キングダムハーツ BbS』にザックスが登場
『リトルビッグプラネット』にFF7コスチュームが追加
『LRFF13』にクラウドやエアリスのコスチュームが登場
FF14「ゴールドソーサー」や「クラウドの装備一式」などが登場
『スマブラ』にクラウド、セフィロスが登場(DLC)
『パワーウォッシュ シミュレーター』でFF7コラボDLC配信

主要キャラクター(ネタバレ注意)


クラウド・ストライフ
主人公 性別:男 年齢:21歳 身長:173cm 血液型:AB 誕生日:8/11 出身地:ニブルヘイム 武器:ソード

元ソルジャーを名乗る剣士。弱い自分を隠すため、親友のザックスに自分自身を重ね合わせ、幻想の自分を創り出していたが、やがて自分自身を取り戻す。星の命を巡る大きな戦いへと身を投じてゆく。
「もう幻想はいらない……俺は俺の現実を生きる」

バレット・ウォーレス
性別:男 年齢:35歳 身長:197cm 血液型:O 誕生日:12/15 出身地:コレル 武器:ギミックアーム

反神羅組織アバランチのリーダー。片腕が銃。妻ミーナを神羅に殺され、復讐のためにアバランチに加わった。亡き親友ダインが遺した娘マリンを養女として育てており、現在は彼女を守るために戦っている。
「オレたちが乗っちまった列車はよ! 途中下車はできねぇぜ!」

ティファ・ロックハート
性別:女 年齢:20歳 身長:167cm 血液型:B 誕生日:5/3 出身地:ニブルヘイム 武器:グローブ

クラウドの幼ななじみ。セブンスヘブンの看板娘でありアバランチの一員。格闘術に長けている。明るく活発に見えるが内面はおとなしく控えめで、クラウドに想いを寄せているが口に出せずにいる。
「想いを伝えられるのは言葉だけじゃないよ……」

エアリス・ゲインズブール
性別:女 年齢:22歳 身長:163cm 血液型:O 誕生日:2/7 出身地:アイシクルロッジ 武器:ロッド

古代種セトラの末裔。見た目とは裏腹な性格で、好意を持ったクラウドにも積極的。後にセフィロスの凶刃に倒れるが、その遺志はやがて星を救う。
「じゃあねえ……。デート、1回!」

レッドXIII
性別:男 年齢:48歳(人間の15、6歳に相当) 出身地:コスモキャニオン 武器:髪飾り

コスモキャニオンに住む種族の生き残りの一人。宝条の実験体になっていたところをクラウド達に救出され、共に行動するようになる。大人っぽく振舞っているが、根は臆病で甘えん坊な少年。本名はナナキ。
「この星のあらゆる生命、いや、この星のすべての命運はオイラたちに、かかってるんだね」

ユフィ・キサラギ
性別:女 年齢:16歳 身長:160cm 血液型:A 誕生日:11/20 出身地:ウータイ 武器:手裏剣

ウータイの指導者ゴドーの一人娘であり、自称マテリアハンター。お転婆で自己中心的な性格。故郷に活気を戻すべく、マテリア収集に固執している。クラウドと同じく乗り物酔い。
「誰が何と言おうとアタシはアンタたちについてくからね~!…そんでもって次こそ必ず……」

ケット・シー
性別:不明(男) 年齢:不明 身長:100cm 血液型:不明 誕生日:不明 出身地:不明 武器:メガホン

デブモーグリに乗った自称占いマシーンのぬいぐるみだが、実は神羅のリーブが遠隔操縦している。スパイ目的でクラウドたちに近づいたが、彼らの信念にやがて心を動かされ、共に戦うようになる。
「ボクも、この星を守るんや。何や、照れるなぁ……」

ヴィンセント・バレンタイン
性別:男 年齢:27歳(50代半ば) 身長:184cm 血液型:A 誕生日:10/13 出身地:不明 武器:銃

元タークスの寡黙なガンマン。23年前、想いを寄せていたルクレツィアを救うため宝条と衝突し、肉体改造されてしまった。現在でも彼女を救えなかったことを後悔し、自分を苛み続けている。
「私は…間違っていた。 眠るべきだったのは…貴様だ、宝条…!」

シド・ハイウインド
性別:男 年齢:32歳 身長:178cm 血液型:B 誕生日:2/22 出身地:ロケット村 武器:槍

神羅カンパニーの宇宙開発部門に所属していた飛空挺パイロット。口が悪く豪快な性格だが、宇宙に飛び立つ夢を今も抱き続けているロマンチスト。
「この時代、神羅に逆らおうなんてバカヤロウのクソッタレだ! 気に入ったぜ!」

セフィロス
性別:男 年齢:不明 身長:不明 血液型:不明 誕生日:不明 ジョブ:ソルジャー 出身地:不明 武器:刀

かつては神羅のソルジャーとして数々の戦功を残した英雄。自分が神羅によって作り出された存在であることを知った瞬間から、人類に強大な憎悪を抱く。
「まさか…オレも? こうして生み出されたのか? オレはモンスターと同じだというのか…!」

ザックス
性別:男 年齢:不明 身長:不明 血液型:不明 誕生日:不明 出身地:不明

クラウドが神羅に所属していた時の戦友。明るく陽気な性格だが、ソルジャー1STに選ばれた実力者でもある。セフィロスの暴走を食い止めようとして重症を追い、クラウドと共に神羅から脱走中、追手から彼を庇い射殺された。
「クラウド……セフィロスにとどめを……」


マリン
バレットが溺愛している4歳の少女。セブンスヘブンでティファ達と暮らしていた。人見知りだが、しっかりした面も持ち合わせている。
プレジデント神羅
神羅カンパニーの創設者であり最高権力者。冷酷で残虐な男。後にセフィロスによって殺される。
ルーファウス神羅
神羅カンパニーの後継者。21歳の若者。宝条やタークス等を従え、星の支配を目指す。対ウェポン戦に敗れ消息不明に。
ツォン
タークスのリーダー。礼儀正しく冷静沈着。エアリスを、捕らえようとしながらも気遣っていた。後にセフィロスに襲われ重傷を負う。
レノ
タークスのエース。独特な口調で喋る変わり者。いつも飄飄としているが腕は確かで、仕事に対して独自の美学を持っている。
ルード
タークス1の大男。レノの昔からの相棒で、彼とは対照的に無口。密かにティファに好意を持っている。
イリーナ
タークスの紅一点。新人メンバー故に仕事に対して意欲を見せるが、ドジな面も。ツォンの片腕を務めており、彼に好意を抱いている。
宝条
神羅の科学部門統括者。ルクレツィアやヴィンセント、ザックスなど、多くの人間を人体実験に利用してきたマッドサイエンティスト。
ルクレツィア
神羅の女科学者。宝条と恋に落ちるが、彼の人体実験に身を捧げセフィロスを産み出してしまう。
ガスト・ファレミス
元神羅の科学者であり、エアリスの父。ジェノバプロジェクトを発案するが、宝条に殺されてしまう。
イファルナ
ガストの妻でありエアリスの母。娘共々宝条に捕らわれ実験体にされるが、数年後脱走。娘をエルミナに預け息を引き取った。

ストーリー・世界観

本作は、世界ではなく主人公に主軸を置いたストーリー展開に
これまでのFFは世界が複数に分かれていることが多かったが、本作は最後まで1つの世界が舞台
ストーリーは主人公の内面に関わる出来事が3段階になっており、それぞれに核となるテーマが存在

第1部:これまでのFF
最初はアバランチvs神羅という、これまでのような善と悪の戦いが展開
従来のFFを彷彿させる中で重要な人物が死亡、ここからミステリータッチの展開へ

第2部:ミステリー(謎解き)
主人公の過去に深く関わる人物が登場、様々な謎を解きながら彼の足取りを追っていく
やがて主人公の内面にある過去の傷(トラウマ)が見えてくる

第3部:大スペクタクル
主人公の内面に関して決着がつくと、以降はハリウッド映画級のスペクタクル展開へ

世界観
FFシリーズの定義でもある、「なんでもあり」を活かした世界観に
グラフィックがリアルになり様々な表現が可能になったため、これまで以上に世界観を細かく設定
ミサイルや銃が登場しても違和感を感じない、機械文明寄りの世界観に(スチームパンク)

用語解説


神羅
魔晄エネルギーの発見によって富と武力を手中に収め、急成長した企業。
軍事力を有しており、政府さえも凌ぐ超巨大企業となっている。

ミッドガル
神羅カンパニーが地上数百メートルの空中に構築した人工都市。
街は8枚の巨大プレートで構成され、プレートの下にはスラム街がある。
中央にそびえ立つのが神羅カンパニー本社「神羅ビル」。

魔晄
神羅カンパニーが数十年前に発見した新世代のエネルギー源。
この発見によって世界の科学技術は飛躍的な発展を遂げたが、魔晄の過剰な採掘は自然環境を荒廃させ、星の死を招くとの見方も。

アバランチ
神羅による支配に抵抗している、少人数で構成された組織。
魔晄採掘に反発、炉の停止を主張している。
ゲリラ的に破壊工作なども行っており、神羅のプロパガンダも相まって、テロリスト集団扱いされている。

ソルジャー
神羅カンパニー・治安維持部門の中核をなすエリート兵士。
魔晄エネルギーを浴びており、戦闘能力は一般の兵士を凌駕する。

ジェノバ
数千年前の氷の中から発掘された太古の遺物。
神羅の科学部門が極秘プロジェクトとして研究を続けていた。
プロジェクトリーダーのガストが去った後は宝条が受け継いだ。

マテリア
魔晄エネルギーが長い時を経て凝縮され、物質化した形態。
持つ者に大きな恩恵をもたらす。


ゲームシステム


■フィールド

ワールドマップ
・フルポリゴンによる3Dグラフィックスで描画、 臨場感溢れるフィールドに
・カメラ(視点)を回転させることが可能(フィールドでカメラを回せるRPGの元祖)

街・ダンジョン
・これまではチップ(パーツ)構成だったが、本作からはプリレンダCG(一枚絵)で描画、従来よりもリアルなグラフィックに
・キャラクターは3Dで表示(奥行きのあるマップでは位置によってキャラクターのサイズがリアルタイムに変化)

エンカウント
・雑魚敵との戦闘は従来通りのランダムエンカウント(移動中、一定確率で戦闘シーンへ)

乗り物
チョコボ、バギー、船、飛空艇など


■バトル

ATB(アクティブタイムバトル)
フィールド、味方、敵の全てが3Dグラフィックで描かれ、多彩なモーションと臨場感溢れるカメラワークで演出
参加メンバーは前作の4人から3人に減少(バトルのテンポやグラフィックの品質、戦闘開始時のローディングを考慮?)

リミットブレイク
ダメージを与えたり、受けるとリミットゲージが増加、MAXで様々な必殺技が使用可能に
使い続けるとレベルが上がり新たなリミット技を習得(最大であるレベル4の技は条件を満たすことで習得)

召喚獣
様々なアビリティの中でも最も強力で派手なのが「召喚魔法」
魔法同様マテリアを装着することによって使用可能に
(これまでのFFとは異なり)召喚獣と戦う機会はなく、物語への関わりもない

バトルシーン動画


■マテリア

・武器・防具に装着することによって、ステータスアップや様々なアビリティ・魔法が使用可能に
・成長させることによって新たなアビリティが使用可能に
・入手方法はマテリア屋で購入、フィールド上で入手、敵を倒して入手など(収集要素)


■イベント

キャラクターも3Dで描画されているため、これまで以上に細やかな演技をするように
ダイナミックなシーンはプリレンダムービーで演出、映画のような迫力ある展開に

プリレンダムービー
CD-ROMによる大容量化に伴い、CGムービーによる演出が行われるように
一部のシーンではムービー中もキャラクターを動かすことが可能


■ミニゲーム

本格的なミニゲームが多数登場
バイクゲーム、スノーボード、チョコボレース、他

ゴールドソーサー
・様々なミニゲームがプレイできるアミューズメント施設


■BGM

プレイステーションの内蔵音源を使用、同時発音数が(SFCの8から)24(内6は効果音)に増加
同時発音数の増加によって作曲の自由度が増し、表現力も豊かに
ファイナルバトルのBGM(片翼の天使)はサンプリングによるコーラス入り


■その他

ラブパラメータ(好感度)
・エアリス、ティファ、ユフィ、バレットの4人には(クラウドへの)好感度が内部で存在、選択肢によって増減していく
・この結果によりゲーム中盤のイベントが変化(デートイベントの相手が決定)

チョコボ育成
本作はチョコボを育成・配合していくことで移動可能な地形が増加(やり込み要素)
最終的には海や山なども含め、フィールド上の全てを移動できるように(FFシリーズ初)


仕様

価格:6,800円
メディア:CD-ROM3枚組
メモリーカード対応(1ブロック使用)

PS2のPS1互換機能
テクスチャマッピング補間:効果無し
CD-ROM高速読み込み:効果有り

開発

開発第1部(FFチーム)が製作、制作費は過去最高
・映画的演出を得意とする北瀬佳範氏が中心となって製作。北瀬氏と野村氏が企画やコンセプトを手掛けた。
坂口博信氏は一歩引きバトル方面のリーダーとして参加、中盤以降はリクルート業務に専念
・当時の最先端技術を駆使、最終的にはクロノトリガーやサガなども含むスクウェアの全人材の才能を注ぎ込んで完成

制作費:約15億円(ファミ通によると約29億円)
開発人数:150~200名
製作期間:1年以上


■対応機種

FF6の開発終了後、同チームが引き続きSFC向けにFF7の企画を進めていたが、クロノトリガーヘルプのためにチームが解散。その後SFCの後継機(後のNINTENDO64)向けに開発を再スタートさせたが、同ハードがCD-ROMの採用を見送ったため、大容量メディアを前提とする本作はCD-ROMを持つハードへ移行することに
・CD-ROMなら低価格で販売できることや、再生産(追加出荷)が迅速に行えるというメリットも大きな決め手に
・ソニー(プレイステーション)とセガ(セガサターン)の両陣営から積極的なアプローチがあったが、3D表現により優れたプレイステーションを選択。SCE(現SIE)からは、技術的なバックアップは勿論、広告面でもかなりバックアップを受けていた。
・PSへの移行が決定したのは1995年の年末で、FF7やFFT、FF4の移植に加え、サガや聖剣伝説などの主力IPの他、格闘ゲームやスポーツゲームなどのRPG以外のジャンルも含め一斉に制作開始


■シナリオ

前作までのシナリオは専任を立てずプランナーが各自で書いていたが、本作は野島一成氏が中心となって制作
・本作が初参加となる野島氏は「ヘラクレスの栄光III」などで好評を博したシナリオライター
野村氏を含む複数人でアイデアを出し合い、北瀬氏が文章にし、野島氏が台詞入りに直すような形で製作
既存のRPGの文法を破り、メンタルの弱い主人公や不幸になるヒロインなど、これまでタブー視されていたことに挑戦
喪失感を出すことで本作のテーマである“命”を表現、展開を決めたのは野村氏で、イベント演出は北瀬氏
ユフィ関連は秋山氏、ヴィンセント関連は千葉氏、蜜蜂の館は鳥山氏、五強の塔は時田氏が制作
ミディール村(ライフストリーム関連)や決戦前夜(クラウドとティファのやり取り)はクロノの加藤氏が担当
海外版(インターナショナル)ではザックスを掘り下げるイベントを北瀬氏が追加
開発初期には坂口氏が書いた現代(ニューヨーク)から話が始まるプロットが存在しており、魔晄都市や「星の命」というテーマなどは形を変えて残っている。


■キャラクター

・デザインはFF5&FF6のモンスターやFF6のデフォルメキャラを手掛けた野村哲也
・これまでは情報公開の際に天野氏のイラストを全面に押し出していたが、本作からは野村氏のイラストを使用
・キャラクター設定は野村氏が考案し、シナリオ製作段階で野島氏らが補完
・リアルなキャラクター(外見ではなく存在感として)を目指して制作


■グラフィックス

2Dと3Dの両方が検討されていたが、最終的に3Dに決定(2D版コンセプトグラフィック
2Dから3Dへの移行によりプログラムは困難を極めたが、CGのスペシャリストである橋本和幸氏のアドバイスによって製作が進行
プリレンダムービーは本作より参加した榊原氏の力が大きく、様々な技術を古参のスタッフに伝授
開発の中で仕様変更などが行われたため、プリレンダムービーのキャラクターの頭身が統一されていない。
・(当時は)1秒分を作り直すのにも数百万単位のコストが発生するため
オープニングのカメラワークやシームレスにゲームプレイに繋がる演出は坂口氏が発案
キャラクターのリミット技や召喚魔法の演出は野村氏が担当、自ら絵コンテを描いている。

プリレンダムービーとは
高性能なコンピュータ(開発環境)で制作されたCGムービー
ゲーム機側では動画の再生処理を行うだけなので(ゲーム機の性能に依存しない)高品質な映像に
(ゲーム機側でリアルタイムに作り出す映像に比べ)容量が非常に大きくなるのがネック


■システム

マテリアシステム
坂口氏が発案(旧称:スフィアシステム)、FF6の「魔石」の発展形ともいえるシステム

リミットブレイク
野村氏がFF6の時に考案した「必殺技」を発展させたシステム
後にFF11で「TP(タクティカルポイント)」として数値化、HPやMPに並ぶ3つ目のポイントとして、RPGお馴染みの要素に


■開発エピソード

CD-ROMはロード(データ読み込み)に時間がかかるため、プログラマーの成田氏らが最適化を重ねて極限まで短くなるよう調整
常に裏でデータを読み込む、シークタイムが短くなるようにデータ配置するなど、ロードを感じさせない工夫が行われている
BGMのデータはロード時間に影響を与えないレベルまで圧縮(FF7の全曲の容量は300KB以内)

SFC向けの頃は「魔女との戦い」(野村氏発案)が企画されていたが、 開発の仕切り直しに伴い中断(後にFF8で一部採用)
ウォールマーケットは歌舞伎町を意識して製作
ジェノバと(FF7スタッフが関わった)クロノトリガーのラヴォスは、当時トレンドだった“宇宙からの侵略者”という意味で、近い思想の元に製作

植松氏は後(2016年)に、最も作曲に時間がかかった曲として『片翼の天使』を挙げている
植松氏は「FF7は自分がいちばん自由になれたタイトル」と発売から20年後にコメント

FF6までのグラフィックチーフ高橋氏は、FF7とは異なる路線を目指すため、開発第3部(聖剣チーム)の下で『ゼノギアス』を製作
・開発第3部では当初「クロノトリガー2」が企画されていたが、高橋氏の参加により「ゼノギアス」へ変更(これに伴い聖剣スタッフの石井氏らはサガフロンティアの開発に合流)


■プロモーション

1996年2月 TVCF&雑誌広告
・テーマは「PSで発売」「3DCG」のアピール、キャッチコピーは「FF始動」「FF胎動」
CM動画 (YouTube)

1996年8月 雑誌広告
・「驚異的なまでに美しく、ハイクオリティな映像世界」をアピール

1996年9月~10月 雑誌広告
・テーマは「キャラクター強化月間」、キャッチコピーは「汝、我に魂を与えよ。」

1996年11月 雑誌広告
・「システム(バトル)強化月間」をコンセプトに、バトルシーンを大々的にアピール

1996年12月 TVCF&雑誌広告
・「ストーリー強化月間」

1997年1月 TVCF&雑誌広告
・最終プロモーション

キャッチコピー
FF始動(発表CM)
ウェルカム、ファイナルファンタジーVII。(紙面広告)
エンタテインメント新次元。(ソフトの帯)

開発スタッフ(敬称略)

開発チーム:スクウェア 開発第1部

ディレクター(制作チーフ)
北瀬 佳範
企画(コンセプト)
北瀬 佳範 / 野村 哲也
メインシナリオ 野島 一成
イベントプランナー
鳥山 求/秋山 淳/青木 和彦/時田 貴司/加藤 正人/他
バトルデザイン
中里 尚義/大橋 悟朗/片岡 正博/中澤 考継
バトルビジュアルディレクター
野村 哲也
CGプログラム
橋本 和幸
背景グラフィックチームリーダー
直良 有祐
ムービーディレクター
榊原 幹典
メインプログラマー
成田 賢
キャラクターデザイン
野村 哲也
イメージイラスト
天野 喜孝
音楽
植松 伸夫
プロデューサー 橋本 真司
総合プロデューサー
坂口 博信

影響


■国内

FFはこれまで一般層の認知が高くなかったが、本作はニュース番組や新聞各紙が好調なセールスや革新的なゲーム内容を伝えるなど、世の関心を集めるタイトルへと成長
ユーザーの年齢層が高いプレイステーションへ移行したこともあり、大人やカジュアル層のプレイヤーが大幅に増加、芸能人らもプレイするほどの人気タイトルに
一方で前作からプラットフォームを変更したことや、大きく変化したゲーム内容について発売当初は戸惑いの声も上がり、一部ではFF批判*が噴出するほどであったが、その後長い年月を経て、シリーズの中でも屈指の人気を誇る作品となっていった。
日本のゲーム産業は本作が発売された1997年の5833億円がピークとなっている。

*FF批判
当時のゲーム誌にて業界著名人によるFF7のレビューが掲載されたが、伊集院光氏や飯野賢治氏らはネガティブ寄りの感想を述べており、中でも伊集院氏は本作以降ほぼ全てのシリーズに対して(未プレイのFF11なども含め)痛烈な批判を繰り返している。
雑誌「ゲーム批評」はFF7のレビュー記事を4ページに渡り掲載したが、その大部分がストーリーを批判する内容となっており、以降も同誌はFFだけでなくスクウェアや同社のソフトに対して否定的な記事を掲載し続けた。
朝日新聞は発売日に行列ができなかったことや、ゲーム批評編集長やゲームデザイナーなどによるシナリオの酷評を紹介するなど、複数回に渡りネガティブな記事を掲載


■海外

日本においてドラクエがRPGというジャンルを定着させたように、海外ではFF7がそれまでマイナーだったRPGを一番人気のジャンルへと引き上げた。
歴史が長く非常に多くのタイトルが発売されていることもあり、スカイリムなどセールスにおいてFF7を超える作品が登場している現在もなお、RPGといえばFFの名が真っ先に上がるほど知名度が高く人気も根強い。
FF15などを手掛けた田畑氏によると、海外においてFFシリーズは“FF7”と“それ以外のシリーズ”の2つに分けて扱われるほど、FF7が神格化され人気が一極集中しているという。


■キラーソフト

当時のコンソール(据置機)市場はプレイステーション(ソニー)とセガサターン(セガ)が首位を争っており、ニンテンドー64(任天堂)は発売の遅れやROMカセットの採用によるソフトの高騰により伸び悩んでいる状況で、スクウェアがFFの最新作をPS向けに投入したことが決定打となり、ゲームハードのシェア争いに終止符が打たれることとなった。
以降FFはゲームハードにおけるキラーソフトとして扱われるようになり、セガは次世代機をFF8発表にぶつける形で5日後に披露、任天堂はスクウェアのGBA参入条件としてGCでのFFの発売を要求、マイクロソフトもXbox360の立ち上げにあたりFF11において特例を適用するなどの待遇を行っている。


■任天堂との確執

スクウェアはPS参入を機に開発ラインを全てPS向けに移行、任天堂との取引を完全に断ち切り、SCE陣営へ移籍する姿勢を見せた。
スクウェアの移籍は業界に多大な影響を与え、他社も続々とPSへシフト、任天堂はコンソール機におけるマーケットシェアをSCEに奪われることとなる。
この一連の流れが任天堂の山内社長の逆鱗に触れ、スクウェアと任天堂は絶縁状態に陥る。以降、山内氏は公の場で幾度と無くスクウェアやFFを批判、2001年にはスクウェアのGBAへの参入を拒絶した。
2002年、山内社長の引退に際し関係が修復され、5年ぶりに任天堂へのソフト供給が再開された。(当時SCEは経営危機に陥ったスクウェアを救うため149億円もの出資を行い第2位株主となっていたが、これを容認)


■その他

・SFC全盛期、ファミコン通信の編集長だった浜村氏は、開発中のFF7のデモを見て衝撃を受け、PS系を取り扱う為に雑誌の名称を「ファミコン通信」から「ファミ通」へと変更

リメイクに関する経緯

2001年
スクウェア、FF7・FF8・FF9をPS2に移植すると発表
・音楽や映像を強化、付加的要素を追加、DVD-ROMを使用

2002年
経営方針転換に伴いFF7~FF9のリメイク計画が取り消しに
・スクウェア「リメイクをしなくても楽しめるという調査結果が出たため」

2005年
PS3技術デモ公開
北瀬P「あくまで技術デモであり、何かの予告のような意味合いは無い」
野村D「北瀬から「リメイクをやるならお前のチームでやれ」と言われているが、今は時間がなくて出来ない」「リメイクやゲームとしての続編(FF7-2)は、やるならオリジナルのFF7に関わった人間がやるべきだと考えている」(アルティマニアΩより)

2009年
北瀬P「1年以内で作れるならやりたいが、FF13レベルのグラフィックでリメイクするとなると、FF13にかけた時間(3年半)の3~4倍の時間がかかるので非現実的」(情報元

2010年
北瀬P「FF7のリメイクは現時点では計画に無い」「個人的な会話の中で「もしやるならこうしたい」などと話すことはある」(情報元

2012年
和田社長「FF7を超える作品が出ない限りはFF7のリメイクは作らない」(情報元

2014年
北瀬P「FF7本編のリメイクは動いていない(開発されていない)」「FF7Gバイクでクオリティーの基準を作り、地ならしが終わったら、満を持して作ろうかな、ということになるかも」(情報元
橋本P「今すぐリメイクする予定はないが、これからも社内を説得していく。Gバイクがヒットすれば(松田)社長も考えざるを得ないのでは」(TGSイベントより)
野村D「FF7ACCから5年。このGバイクによって、新たなスタートを切れればと」(情報元
SCEによるPSタイトル発表会にてPC版の移植を『FF7リターンズ on PS4』として発表

2015年
6月のE3 2015 PSカンファレンスにてPS4でのフルリメイクが発表


■FINAL FANTASY VII TECHNICAL DEMO FOR PS3

・PS3向けの技術デモ映像動画
・FF7のオープニングをリアルタイムCGで再現
・「E3 2005」のSCEカンファレンス(PS3発表)にて公開(カンファレンスの中でも最も大きな歓声があがった)
・製品化の予定は無し
『DCFF7』の予約特典DVDに収録
・この映像の製作が切っ掛けとなり、当初PS2向けに企画されていたFF13がPS3へ移行

関連商品


■音楽

FFVII オリジナルサウンドトラック リバイバルディスク

2019年7月24日発売:Amazon限定) / 楽天
Blu-ray Disc(mp3ファイル同梱) 全85曲
FF7の楽曲がゲーム映像と共に楽しめるサントラ
ブックレットにFF7開発スタッフコメント収録


FFVII オリジナルサウンドトラック / iTunes
FINAL FANTASY VII ORIGINAL SOUNDTRACK
 
作曲:植松伸夫
4枚組/全85曲
オリコン初登場3位
限定BOX:LPサイズブックレット封入

FFVII リユニオン・トラックス / iTunes
ファイナルファンタジーVII リユニオントラックス
 
OSTから16曲+オーケストラアレンジ3曲
編曲:浜口史郎
CD1枚 / 全19曲
ライナーノーツに「植松伸夫×渋谷陽一(ロッキングオン)対談」掲載
初回特典:FF7INオリジナルステッカー

ピアノコレクションズ ファイナルファンタジーVII / iTunes
PIANO COLLECTIONS/FINAL FANTASY VII
 
編曲:浜口史郎
ピアノ:本田聖嗣
特製スリーブケース仕様
ブックレット付属
楽譜も発売


BRA BRA FINAL FANTASY VII:Amazon / 楽天
・吹奏楽アレンジアルバム第四弾
・植松伸夫完全監修
・全曲FF7の楽曲オンリーで構成

BRA BRA FFVII BRASS de BRAVO:Amazon / 楽天
・FF7オンリーのブラバンコンサートが映像化(Blu-ray)
・特典映像収録(バックステージの様子や、坂口氏・北瀬氏・渋谷氏の練習風景など)
PV動画

SQUARE ENIX JAZZ -FFVII- :楽天 / Amazon
・「星降る峡谷」など全12曲を収録したジャズアレンジCD
PV動画 / インタビュー

FF7R and FF7 Vinyl:Amazon / 楽天
LPレコード2枚組 完全限定生産盤
原作及びリメイクから選曲

Radiant  Melodies - FINAL FANTASY VII
2023年2月1日発売:Amazon
弦楽器とパーカッションで奏でるFF7楽曲
Amazonオリジナル特典:メガジャケ


音楽(FFシリーズ全般)

PIANO OPERA FFVII / VIII / IX
・FF7から「オープニング~爆破ミッション」「更に闘う者達」「花火に消された言葉」「星降る峡谷」収録
・初回生産分は特製スリーブケース付

FF バトルアレンジ -THE BLACK MAGES-
・FFVII「更に闘う者達」「ジェノバ」収録

THE BLACK MAGESIII Darkness and Starlight
・「オープニング~爆破ミッション~」収録

FINAL FANTASY SONG BOOK まほろば
ボーカル作品集 全10曲(FF7からは2曲)
作曲・アレンジ/植松伸夫 ボーカル/清田まなみ

FF ロサンゼルスコンサート2005 CD
・「オープニング~爆破ミッション~」「エアリスのテ-マ」収録

Distant Worlds music from FINAL FANTASY
オーケストラアレンジ
演奏:ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
「オープニング-爆破ミッション」「エアリスのテーマ」「片翼の天使」収録

Distant Worlds II:more music from FF
・オーケストラアレンジ
・「FFVII メインテーマ」「ジェノバ」収録

BDM『Final Symphony - music from FF VI, VII and X』
・オーケストラアレンジ

『ディシディアFF オリジナルサウンドトラック』
・「FF7メインテーマ(アレンジ)」「片翼の天使(リユニオントラックス版)」「更に闘う者達(アレンジ)」収録

FFVII リュニオントラック オンエレクトーン FD付


■書籍

ファイナルファンタジーVII 解体真書 ザ・コンプリート 改訂版
ファイナルファンタジーVII解体真書―ザ・コンプリート
 
全349ページ
スタジオベントスタッフ著
インターナショナル版対応
キャラクター・バトル・シナリオ分析、謎解きのヒント・究極のテクニック、完全データ&マップ、インターナショナル版の変更点などを収録
[編集スタッフコメント]

ファイナルファンタジーVII アルティマニア オメガ
ファイナルファンタジーVII アルティマニア オメガ
 
全592ページ
スタジオベントスタッフ著

人物相関図&行動観察 各種設定資料&詳細データ
ストーリー完全再現 イベントシーンのセリフバリエーション
ウェポンスクウェア、タイムアタック、デート、リミット技解説
キャラ&世界観初期設定、シナリオ初期プロット、設定原画
開発スタッフ座談会/エアリス短編小説
[編集スタッフコメント]

FFVII 10thアニバーサリー アルティマニア 増補改訂版
ファイナルファンタジーVII 10thアニバーサリー アルティマニア 増補改訂版 (SE-MOOK)
 
全237ページ
スタジオベントスタッフ著

『CCFF7ポーション』の限定版に同梱された書籍の増補改訂版
櫻井孝宏インタビュー
CC&DCFF7ストーリープレイバック
FF7ACC情報(新規分のオフィシャルアート)


小説
FFVII 外伝 タークス~ザ・キッズ・アー・オールライト~
野島一成(著)
・本編から2年後の物語
・神羅カンパニーの再建を目指すタークスと、崩壊後の世界で生きる二人の若者エヴァン&キリエたちが軸に語られる長編小説

Vジャンプ緊急増刊 FFVII ワールド徹底ガイド
・FF7関連書籍の中でも最もインタビューやレビューが充実
・開発スタッフ個別インタビュー
・堀井雄二氏や鳥山明氏など著名人によるレビュー

FFVII Vジャンプブックス ゲームブックシリーズ
FFVII パーフェクト(Vジャンプブックス ゲームブックシリーズ)
FFVII 公式設定資料集
FFVII 解体真書 ザ・コンプリート [編集スタッフコメント]
FFVIIインターナショナル ポストカードブック
FFVIIインターナショナル メモリアルアルバム
FFVII 楽しいバイエル併用
ファイナルファンタジー大全集 Vol.2』(FF7~FF10)

設定資料
FF20周年アルティマニア:File1/File2/File3
背景画集 草薙IV FF7~9

楽譜
ピアノソロ 上級 ピアノコレクションズ FF7
ピアノコレクションズ・ベスト FF7~X-2
アルトリコーダーアンサンブル 原曲に近いアレンジシリーズ


■フィギュア

プレイアーツ vol.1
クラウド/ティファ/エアリス /クラウド&ハーディ・デイトナ

プレイアーツ vol.2
ユフィ/セフィロス/ヴィンセント/レッドXIII & ケット・シー

スカルプチャーアーツ:エアリス
スタティックアーツ:クラウド/セフィロス

マスタークリーチャーズ イフリート

FFクリーチャーズ 改 Vol.2(ヴィンセント、他)

コールドキャスト製塗装済完成品 ティファ

FF トレーディングアーツミニ Vol.1(クラウド、他)
FF トレーディングアーツミニ Vol.2(ティファ、他)
FF トレーディングアーツミニ Vol.4(セフィロス、ユフィ、他)

FFTA改mini クラウド / ティファ / ユフィ
FFVII PA改 ユフィ / ルーファウス / ヴィンセント

FF7ACプレイアーツ改:クラウド/ティファ/バレット/レッドXIII


■その他

神羅カンパニーキャンバスポーチ:Amazon
FFVII ルーファウス社長就任記念コップ
FFVII アドベントチルドレン ステッカー
ファイナルファンタジーVII 神羅ステッカー
カードスリーブ クラウド/ セフィロス
FF ぬいぐるみキーチェーン(全5種)
スクウェアメモリーカードデータコレクション(FF4~8・FFTなど)
FINAL FANTASY:THE ADVENTURE BIBLE(DVD

PS『チョコボの不思議なダンジョン』
・FF7の最強セーブデータなどを収録した「不思議なデータディスク」が付属(不具合あり)


■リトルビッグプラネット2 『ファイナルファンタジーVII』パック

配信開始日:2011年7月14日
配信価格:1体200円/4体+シークレット1体600円
コスチューム:クラウド/ティファ/エアリス/セフィロス/ヴィンセント(シークレット)

PS3『リトルビッグプラネット2』にFF7のキャラクターのコスチュームが配信
TGS2008にてLBP(1作目)とのコラボレーションが発表、その後進展が無かったが、2011年に続編のLBP2にて配信


■大乱闘スマッシュブラザーズ

3DS&WiiU版からクラウドが追加(2015年12月16日)
クラウド+ミッドガルステージ(650円)
switch版からセフィロスが追加
片翼の天使 / セフィロスの使い方

リンク/過去の記事

記事
海外:ケット・シーの発音が確定
クラウドの開発初期設定
1月31日が「FF7の日」に制定 / 北瀬氏コメント / キャンペーン
26周年記事:GW / 電ファミ
2店舗合同FFVII25周年カフェ開催
発売25周年:北瀬氏&野村氏メッセージ / 記念ロゴ / 電撃 / ファミ通 / GW
テレビゲーム総選挙で3位(FFシリーズ1位)に
エターナルズ脚本家、FF7映像化が夢
手越祐也さんがFF7について語る
2020年6月時点で1,330万本以上を販売
アルティマニア製作者に聞くFF7の魅力
FF7の関連作品を改めて紹介
クラウドが登場した主な作品と勇姿
オリジナル版とリメイク版の比較画像
オリジナル版FF7のクラウドの言動
FF7ジャズアレンジライブリポート / 動画
FF7がPSで発売された日
FFが7以降、世界から注目される理由
PS Awards 2019でPS 25周年特別賞
オーケストラコンサート in LA レポート
平成ゲーム史 1997年
FF7リマスター版で原作を振り返る
FF7コンサートレポート
FF7の音楽が愛され続ける理由を考察
札幌雪まつり「決戦!雪のFF」
リポート:雪像引き渡し式 / 雪まつり
PSの立役者に訊くその誕生秘話
ドバイにオープンしたアトラクション施設にスクエニが参加
・ミッドガルから脱出する3Dアトラクション
スマブラ:クラウド配信開始&野村氏イラスト
FF7キャンペーンサイト2015 winter
スマブラにFF7のクラウドが参戦 (4Gamer)
野村氏によるクラウド誕生日記念イラスト (Twitter)
プレステ20年、最大の貢献者は任天堂 (Yahoo!)
PS20周年記念グラフィック:FF7&FF13
海外ファンが作成したFF7などのピクセルアート
スクウェアがPSに参入 業界が騒然となったあの時 (電撃)
PC版FF7がクラウドゲームサービスで配信

インタビュー
英語:北瀬氏が当時の開発を語る
FF35周年:北瀬氏&野村氏コメント
北瀬氏が語る開発秘話
TGS2021植松伸夫氏トーク
野村氏へユフィについてインタビュー
ケニー・オメガ × 北瀬 佳範 対談
動画:開発者インタビュー
植松・坂口・北瀬インタビュー動画
スクエニ北瀬氏へ質問 (YouTube)
アートディレクターが語るFF7開発の今昔
吹奏楽CD:植松氏インタビュー
坂口博信氏講演
坂口氏インタビュー
『FF』はどのように世界に広がっていったのか? (ファミ通)
元ファミ通編集長・浜村弘一氏インタビュー
坂口博信氏トーク:ファミ通 / 4Gamer / Gamer
坂口博信氏が『FF』から『テラバトル』までを語る (ファミ通)
PIANO OPERA FF:植松氏インタビュー (ファミ通)
1996年 坂口Pインタビュー (YouTube)
1996年 坂口Pプレゼン (YouTube)

動画
ファンメイドによるFF7の横スクロール型2Dアクションゲーム (YouTube)
海外:PS1本体をミッドガルに改造 (YouTube)
PS版発売当時のPV (YouTube)
FF7 蜜蜂の館 未使用シーン (YouTube)
北瀬佳範氏、FF3~7について語る (1up)
FF7の教会をUDKを使用してリアルに再現した映像 (YouTube)
クラウドのバスターソードを実際に制作する過程 (YouTube)

LBPコラボ
リトルビッグプラネット 『リトルビッグプラネット』追加配信コンテンツ情報
PS3『リトルビッグプラネット』に『FFVII』シリーズの「セフィロス」が登場
SCEイベントレポート セフィロスリビッツ人形を抱いた北瀬氏が登場 (impress)
『リトルビッグプラネット』、ステージで『FF VII』&『MGS4』とのコラボ発表 (電撃オンライン)

パワーウォッシュコラボ
北瀬氏野村氏コメント / レポート

2018 World Video Game Hall of Fame Inductees Announced
・米ストロング国立演劇博物館でFF7が殿堂入り
・ゲーム業界に大きな影響を与えた作品が選出

CEDEC2013“日本のゲームでもっと遊びたい!” (ファミ通)
・フランスでの「一番好きな日本製ゲームソフト」アンケートで1位に
・FF7によってRPGは一番人気のジャンルになるまで成長

攻略情報 | Part.1 | Part.2 | Part.3 | 攻略補足 |

▲Home > FF7
Today: 1447 Yesterday: 10348